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静岡ニュース

入場券印刷ミスで有権者へ発送遅れ 熱海市選管

 熱海市で、衆院選(十四日投開票)の期日前投票で有権者に届ける投票所入場券に印刷ミスがあり、有権者への発送が当初予定より最大四日遅れている。市選管事務局は「衆院選が急きょ決まり、サンプルを校正し、手直しする時間的な余裕がなかった」と話す。

 入場券は公選法施行令で「特別の事情がない限り、公示後できるだけ速やかな交付」を市町村選管に求める。努力規定のため入場券を届ける義務はなく、入場券なしでも投票できる。市選管は「入場券がないと投票できないと思う人は少なくない」として、過去は公示日までに入場券が行き渡るよう準備していた。

 今回、市選管は十一月二十八日に郵便局に預け、公示日の十二月二日までの配達を見込んでいたが、業者から届いたサンプルは印字が一部重なり、読みづらくなっていた。市選管は約二万一千枚の入場券にシールを貼って修正。郵便局に預けたのは、期日前投票が始まった十二月三日になった。

 三日の期日前投票者は二十六人で、前回の百七十一人を大幅に下回り、「入場券がない」という問い合わせも二十件あった。市選管事務局は「六日までには行き渡る」とし、入場券が手元になくても期日前投票ができることを呼び掛けている。