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静岡ニュース

小選挙区26候補が第一声<1区〜4区>

 冬本番の厳しい寒さの中、衆院選が公示され、県内八小選挙区に計二十六人が立候補した。それぞれの政策を掲げ、有権者の支持を呼び掛ける第一声を師走のまちに響かせた。

 上から届け出順。年齢は投票日基準の満年齢。届け出党派は自=自民、民=民主、維=維新、共=共産、無=無所属。前元新の別で<前>は比例代表での選出。略歴にある=< >囲みの政党は推薦・支持。

◆1区 

河瀬 幸代(かわせ・さちよ)さん(63)共新

消費税10%は中止

 日々、市民相談を受けている。お金がなくて治療が受けられない人、円安で原料が上がり倒産の危機にある人もいる。年金は減っている。政治は本来、暮らしを支え、命を守るもの。一人一人が大切にされ、生きる喜びを感じる社会にしたい。消費税10%は中止する。大企業の内部留保を生かして働く人の懐を温め、富裕層に応分の負担をしてもらう。大企業応援から暮らし応援の政治に変えよう。

党県委員・党静岡地区副委員長(元)静岡市議・生活協同組合職員▽静岡大▽静岡市葵区日出町

上川 陽子(かみかわ・ようこ)さん(61)自前

地域社会守りたい

 二〇二〇年の東京五輪までに日本を再生する。それには都市と農山漁村の交流が必要だ。日本は人々が支え合う中で、安心安全な社会を築いてきた。世界に誇れる温かな地域社会の仕組みを、これからも守りたい。不況や少子高齢化、人口減少などさまざまな課題や困難があるが、みんなが120%の力を出し合えば解決できる。日本の縮図と言われる静岡から、新しい社会の姿を発信していく。

法相(元)総務副大臣・少子化相・総務政務官・三菱総研研究員▽ハーバード大院▽静岡市駿河区大谷 =<公>

小池 政就(こいけ・まさなり)さん(40)維<前>

自ら身を切る覚悟

 自民党は旧来型のばらまき政治を続け、足りなくなれば皆さんのポケットに手を突っ込む。原発を元に戻し、自らの権力を縛るはずだった憲法にまで手をつける。民主党政権の三年半は中身がばらばらで決められない政治。私たちは(議員定数の削減など)自ら身を切る覚悟を示した。地方は中小企業、立場の弱い人、子どもたちが窮地に立たされている。ここから全国に大きな流れを集めよう。

(元)党道州経済部会長代理・日大准教授・東大院特任助教・丸紅社員▽東大院▽静岡市駿河区池田

牧野 聖修(まきの・せいしゅう)さん(69)民元

上から目線改める

 アベノミクスの衣の下には日本を戦争のできる国に変える、原発大国に戻すという二つのよろいが隠されている。数の上にあぐらをかいた政治に歯止めをかけ、安倍さんや自民党が進める上から目線の経済政策を改め、中間層に優しい、困っている人に優しい政治を進めたい。二度と戦争をしない国、格差のない社会をつくり、誰もが日本に生まれて良かったと思える政治を実行したい。

(元)経産副大臣・弾劾裁判所裁判長・法務政務次官・県議・静岡市議▽中大▽静岡市駿河区馬渕1

◆2区

松尾 勉(まつお・つとむ)さん(30)民新 

福島の経験生かす

 この志太榛原に来て二十一日目、感謝と充実でいっぱい。選挙戦で恩返しをしなければならない。環境省職員として福島で住民と汗を流し、少しずつ信頼を得てきた。住民と心をつなぐことが本当に政治に求められることではないか。今、福島には政治への不信感がある。自民党の古い政治がまた首をもたげてきている。かつて民主党は期待に応えられなかった。自分が復活ののろしを上げたい。

(元)環境省課長補佐・衆院議員秘書▽東大▽藤枝市高柳

井林 辰憲(いばやし・たつのり)さん(38)自前

規制、既得権にメス

 まず消費増税を先送りしなければならない経済にしたことを皆さんにおわびしたい。東京、名古屋の景気は良いが、静岡には光が見えてこない。大都市に引っ張り上げてもらう時代は終わった。地域一つ一つが自らの力で立ち上がるべきだ。それが地方創生。志太榛原地区、静岡県の経済を育てたい。そのために邪魔なルールや規制、既得権にメスを入れて取り除く。万難を排して実行したい。

党環境副部会長・まぐろ・かつお議員連盟事務局長(元)国土交通省中部地方整備局課長▽京大院▽藤枝市本町 =<公>

四ツ谷 恵(よつや・めぐみ)さん(62)共新

増税きっぱり中止

 今、政治が大きく変わってきている。例えば沖縄県知事選挙。「新基地はごめんだ」という県民の願いが勝利した。皆さんが一番問題にしているのは消費税10%の増税。地域の商業者らから深刻な声が上がっている。一年半の先送りではなく、きっぱり中止させることを訴えていく。富裕層や大企業に応分の負担を求め、格差社会を是正していきたい。対案を示せる共産党を躍進させてほしい。

党中部地区副委員長・静岡2区くらし環境対策委員長(元)医療機器会社社員▽埼玉県川越女子高▽島田市月坂

◆3区

小山 展弘(こやま・のぶひろ)さん(38)民元

議員定数削減する

 主張の第一は議員定数の削減。身を切る改革の姿勢を、国が率先して示さなければいけない。二点目は国民生活重視の政治に変えること。物価高を抑制し、バランスのとれた金融政策を実現する。安心して働ける環境の実現に力を入れたい。労働法制の改悪に反対だ。個人所得が増え消費が復活してこそ経済は元気になる。消費税は社会保障だけに使い、安心な未来をつくる。期待に必ずこたえる。

静岡理工科大非常勤講師(元)党政調会長補佐、松下政経塾生、農林中央金庫職員▽早大院▽磐田市中泉

松浦 敏夫(まつうら・としお)さん(62)共新

再稼働は許さない

 消費税再増税は先送りではなく中止し、消費税に代わる財源を確保する。格差を広げるアベノミクス政治をストップして働く国民の生活を優先する政治を第一に掲げることが大切だ。暮らしを守るか、アベノミクスを進めるか、自共対決の総選挙だ。原発再稼働は反対。原発に代わるエネルギーを推進していく。浜岡原発は震源域の真上にある。世界一危険な原発だ。再稼働は絶対に許さない。

党県委員(元)県商工団体連合会事務局長・小笠掛川民主商工会事務局長▽掛川工業高▽掛川市富部

宮沢 博行(みやざわ・ひろゆき)さん(39)自前

地方を豊かにする

 日本が、このふるさとが二年前と比べてどうなったか。閉塞(へいそく)感があり、何をやっても駄目という雰囲気だった。それがアベノミクスが株価を倍にし、失業率を下げて地域を盛り上げてきたではないか。若い人を呼び戻すためにふるさとに仕事をつくる。医療や介護のインフラ整備も必要だ。これらに明確な道筋を持っているのは自民党。アベノミクス続行で地方を豊かにすることが私の使命だ。

党経済産業副部会長・国防副部会長(元)磐田市議・派遣社員・塾講師▽東大▽磐田市見付 =<公>

◆4区

杉田 保雄(すぎた・やすお)さん(68)共新

政権の暴走に怒り

 国民の声に耳を傾けない安倍政権の暴走政治に怒りを持って応えていこう。収入が増えず、年金が減り、物価が高くなって暮らしは打撃を受けている。そんな中での消費増税を中止させる。大手企業の工場などの派遣社員やアルバイトを、正社員にすることが当たり前という雇用のルールを作り、労働者の給料を上げる。国の政治を暮らし第一に切り替える転換点にするため全力を注いでいく。

党県委員(元)党東部地区委員長・赤旗出張所長・電気部品製造会社員▽岩手大▽富士宮市三園平

望月 義夫(もちづき・よしお)さん(67)自前

国のために尽くす

 責任こそが政治だ。私を国会に送り、環境相に押し上げてくれたのは皆さんの力があってこそだ。福島第一原発事故で、今も十万人以上が地元に帰れず苦しんでいる。幸せを取り戻してもらうために、まっしぐらに進んでいく。選挙期間中だがペルーで開かれる気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に出席し、国のために尽くす。日本を世界に冠たる国にするために主張を通す。

環境相・内閣府特命担当相(元)党行革本部長・国交副大臣・県議▽中大▽静岡市清水区矢倉町 =<公>

田村 謙治(たむら・けんじ)さん(46)民元

まじめな政治実現

 自民党の二閣僚が辞任するなど政治資金問題が相次いだ。資金をずさんに扱う議員が、皆さんが納めた税金を大切に使ってくれるはずがない。安倍政権は国会議員の定数削減の約束をほごにした。国家公務員の給料を引き上げ、公共事業のばらまきを復活させた。私たちは庶民の金銭感覚で、税金は一円たりとも無駄遣いしない。まじめな政治を実現させる。背水の陣で頑張りたい。

(元)内閣府政務官・党政調副会長・衆院議員秘書・財務省課長補佐▽東大▽静岡市清水区桜が丘町