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静岡ニュース

3区 自・民 磐田で第一声

 「一強自民」に対抗する民主と維新の候補者一本化による「野党共闘」で注目される静岡3区。浜岡原発が立地する御前崎市を含む選挙区でありながら、原発再稼働の問題に言及した候補者は一人だけで、原発政策の争点化を避けたいという思惑が見え隠れした。

 維新との調整で統一候補となり、返り咲きを期す民主元職の小山展弘さん(38)は、JR磐田駅南口の公園で第一声を上げ、「議員定数の削減や国民の生活を重視した政治の実現」などを訴えた後、磐田や掛川市内などを精力的に回った。午後からは参議院議員の榛葉賀津也さん(47)の応援を得て、掛川駅前で再びマイクを握った。夜は掛川市内の別の場所でも出陣式があり、気勢を上げた。

 共産新人の松浦敏夫さん(62)は、掛川市北門の選挙事務所前で出発式。支援者ら約三十人を前に「アベノミクスは格差を広げている。総選挙は日本の政治を変えるチャンスだ。安倍政権に審判を下そう」と力を込め、消費税再増税中止や原発再稼働反対の姿勢を強調した。天竜浜名湖鉄道の駅前などで演説した後、午後からは同市中心部から旧大東町、旧大須賀町へと選挙カーを走らせた。

 再選を目指す自民前職の宮沢博行さん(39)は、磐田市内のホテル駐車場での出陣式で「アベノミクスは株価を倍にし、失業率を下げて地域を盛り上げた」と熱弁。少子化対策として「地方に働き口をつくり、若者を呼び戻す。大学や医療、介護のインフラ整備も必要」と訴えた。「明確な道筋を示しているのは自民党だけ」と強調し、午後は同市や袋井市浅羽方面を遊説した。