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静岡ニュース

7区 「○」アベノミクス「×」

 自民前職に、民主と共産の新人が挑む静岡7区。

 「みなさん、アベノミクスでいいことがありましたでしょうか」。浜松市北区の農協駐車場で第一声を上げた共産新人の野沢正司さん(65)は、安倍首相の経済政策を批判。「非正規社員が増えただけで、正社員は二十二万人も減っている。これらを解消していかないといけない」と訴えた。

 西区でも精力的にマイクを握り、集団的自衛権の行使やTPP交渉に反対を訴えた。浜岡原発永久停止の活動に携わっており、安易な再稼働にも反対の声を張り上げた。

 自民前職の城内実さん(49)は、浜松市北区の選挙事務所近くで出陣式。対立候補たちがアベノミクスに反対の立場であることを引き合いに出し「アベノミクスが○か×か」と、駆けつけた支持者に問い掛けた。

 景気の回復感が地方まで行き渡っていない点は一部認めながらも「まだ道半ば。小さな会社、個人商店、年金受給者などに将来に不安を感じさせないようにするのがアベノミクスだ」と理解を求めた。多くの支援者と「ガンバロー」を三唱した後、西区を中心に選挙カーで回った。

 解散当日に出馬が決まった民主新人の松本泰高さん(67)は、有権者を前に演説するのはこの日が初めて。湖西市のスーパー近くでは「アベノミクスで景気は良くなりません。奥さん方や、働いて汗を流す人が報われる経済対策こそ大切です」と訴えた。集団的自衛権の行使容認には「国民を戦争に巻き込むような危険な安倍政治にノーを突きつけましょう」と、近くを通り過ぎる車のドライバーらに呼び掛けた。

 浜松市中区の商業施設ザザシティ浜松前など演説で回った四カ所のうち二カ所は、民主党県議、市議らが支援する8区無所属新人とともに登場し、“共闘”ぶりを見せた。