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滋賀ニュース

1区は民主が自民猛追 本紙調査 浮動票4割が終盤の鍵

 十四日投開票の衆院選で、中日新聞社が注目選挙区を対象に実施した電話世論調査によると、県内二選挙区を党派別に見ると、1区は自民がやや優勢。民主が猛追している。また十日施行の特定秘密保護法に賛成の有権者は三割に満たず、原発再稼働は57%が反対という結果になった。

 3区は序盤と変わらず自民がリード。小選挙区、比例代表ともに投票先をまだ決めてない有権者がいずれの選挙区も四割ほどおり、終盤の選挙戦が鍵を握りそうだ。衆院選への関心は「ある程度」も含めて両区とも75%が「関心がある」と回答した。

 特定秘密保護法については両区合わせて賛成27・4%、反対37・4%、分からない・無回答35・2%。原発再稼働については賛成28・9%、反対57・5%、分からない・無回答13・6%だった。

 ◇調査方法 滋賀1、3区の有権者を対象に12月6、7日にコンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング法で実施。1363人のうち603人(44・2%)から回答を得た。

◆1区

 自民前職の大岡敏孝さんを民主前職の川端達夫さんが追う。大岡さんは自民支持層の九割を固め、維新支持層も取り込みつつある。世代では特に二十〜三十代の支持が厚い。川端さんは民主支持層の九割をまとめ、既に投票先を決めている有権者で見ると大岡さんと横一線。共産新人の佐藤耕平さんは農林漁業者に支持されている。

◆3区

 自民前職の武村展英さんがリード。武村さんは自民支持層の九割に加え、ほぼ全ての公明支持層を固め、無党派層からも支持を得る。民主新人の小川泰江さんは民主支持層をほぼ固め、自民支持層の一部も取り込むが、鍵となる無党派層への浸透に遅れが見られる。共産新人の西川仁さんは党支持層の八割超を固めた模様。

◆両区合わせ自民最多 比例代表

 二つの選挙区で比例代表の投票先を「だいたい」も含めて決めている有権者と、決めていなくても現時点で意向の投票先がある有権者に尋ねると、両区合わせて36・7%が自民と回答し、最多となった。

 民主は19・0%、共産8・3%、維新4・5%、公明3・1%、次世代1・7%、幸福1・3%、生活1・0%、社民0・3%、分からない・無回答23・8%だった。

 (衆院選取材班)