文字サイズ

滋賀ニュース

<候補者の横顔> 4区

 上から届け出順。

◆現場に飛び込み戦う 徳永久志さん(51)=民新

 「国政でやることがある」。再選を目指した二〇一三年参院選で落選。参院時代は外務政務官を務め「アジア諸国と慎重に関係改善を図った。糸を紡ぐようなその仕事に当たりたい」と意欲を示す。

 「県民に求められる政治家だっただろうか」と自問自答。多くの支援者から「もう一度頑張れ」と背中を押されて前を向いた。

 学生時代はマスコミ志望だった。ロッキード事件をめぐる政治家の行動を見て「ペンの力もあるが、おかしいと思う現場に飛び込み戦う仕事も夢がある」と政治家を意識した。

 二児の父。子どもと自転車に乗るのが楽しみで、「次女(小三)が私のスピードに追いつけるようになった」とほほ笑む。

◆損なことも積極的に 西沢耕一さん(36)=共新

 前回選挙から二年たち“アラフォー”に。同世代を「社会の縮図」と感じる。派遣社員で先が見えない人、子育てのお金に悩む人。苦しい生活に消費増税やアベノミクスがのしかかる。「世の中の構造、おかしいんちゃうか」

 彦根市出身。私立大の学費の高さに疑問を抱き「政治を変えたい」と入党した。奨学金を今も毎月返し続ける。安倍政権で「若者もお年寄りも生きにくくなっている」と危機感を募らせる。

 三国志の武将、劉備を敬愛。「味方を助けるために一見、損になることをする」生き方に影響を受けた。息抜きにはロックバンド「バンプオブチキン」を聴いたり歌ったり。パン、和食、ケーキなどの食べ歩きも。

◆国を守る覚悟と決意 武藤貴也さん(35)=自前

 議員として初めて足を踏み入れた国会は、曖昧さ、無責任体質がはびこって見えた。景気悪化や拉致問題。「失敗や失策がなぜ起きたか。責任をはっきりさせ、改善しなければ」と力を込める。

 北海道釧路市出身。祖父の戦争体験を聞き、国際政治に関心を抱いた。外交、安全保障への問題意識は、京都大大学院などで学んだころから変わらない。「日本を守る覚悟と決意」とのキャッチフレーズが信念を表す。

 初当選から二年。「私人に戻る時間はほとんどなかった」。趣味の旅行は封印し、週末は必ず地元に。息抜きの読書でも手に取るのは政治関連の本が多い。一方、カラオケでは「さざんかの宿」を歌いこなす、のど自慢の一面も。

◆とにかく全力尽くす 岩永裕貴さん(41)=維前

 「地域を知り尽くしているという自負がある」。初当選後の二年間で区内の八万五千軒を訪問した。街頭演説も千五百回以上。「有権者の声を聞いて聞いて、国会で起こっていることを伝えて伝えた」と力を込める。

 信念は障害者福祉の父、糸賀一雄氏の言葉「自覚者が責任者」。課題に気付いた人が主体的に解決に取り組むべきだという意味だ。地元甲賀市で街づくりに取り組み多くの壁にぶつかった。「自ら解決したい」と政治家を志した。

 国会のラグビーチームに所属して各国の大使館などと試合もした。ポスターには「全力」の文字。「単純で、とにかく全力でやらなければ気が済まないタイプです」と笑う。