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滋賀ニュース

<候補者の横顔> 1区

 2日公示され、14日の投開票に向けて舌戦が繰り広げられている衆院選。寒空の下を駆け回る、県内4選挙区の立候補者の人柄や政治姿勢などを各選挙区ごとに紹介する。(届け出順)

◆世のため人のために 川端達夫さん(69)=民前

 落選から復帰までの一年半、久々に妻と毎日の食卓を囲んだ。リフレッシュ期間になったと同時に、永田町を外から見ると「政治家が何を考えているか伝わっていないことが分かった」。国会に戻ってからは野党をまとめるのに腐心。「国会では結構、力があるんです」と胸を張る。

 十回目の選挙に向けて作ったポスターは初めて、笑っていない写真を使った。「一強に喝を入れる」との意気込みの表れという。

 尊敬する人は滋賀出身で、住友二代目総理事の伊庭貞剛(ていごう)(一八四七〜一九二六年)。商売と同時に社会貢献を考えた近江商人の「世間よし」を体現した人だ。「私も世のため、人のための政治家でありたい」。気持ち新たに十期目に挑む。

◆雇用問題前面に訴え 佐藤耕平さん(32)=共新

 大阪市出身。大学時代は民青同盟で若者が暮らしやすい平和な社会実現を目指し活動した。立候補を決意したのは「若者が将来に希望を持てない状況。政治が変わらないと社会は変わらない」。選挙戦では「ブラック企業をなくし、正社員を当たり前にすることを一番に」として雇用問題を前面に訴える。

 活動の原点は子どものころに読んだ広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」。衝撃的で最後まで読めず、「戦争は嫌や。平和がいい」と強く願うようになった。

 趣味は音楽を聴くこと。ライブや野外フェスにも足を運ぶ。好きなロックバンドは「チャットモンチー」といい、新曲で気分を盛り上げつつ、選挙戦に臨む。

◆二枚舌使わず伝える 大岡敏孝さん(42)=自前

 国会議員になって二年。平日は朝八時から党内の部会でさまざまな政治課題を話し合う。週末は地元に帰って地元回り。「こんなに忙しいと思わなかった」と話す一方で「こういう性格ですからストレスはたまらない」と豪快に笑い飛ばし、疲れを感じさせない。

 癒やしは、三人の子どもと週末に家族で食べる朝ご飯。「ちょうど悪ガキに育ってきたころで楽しい」と頬を緩ませ「一緒に追いかけっこをしたりして遊んでいると妻の下に子どもが四人いるようだ」と笑う。来年はみんなで富士山登山に行こうと計画中だ。

 選挙戦では「良いことも悪いこともちゃんと伝える。二枚舌は使わない」。明るさを前面に、挑戦者の気持ちで臨む。