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滋賀ニュース

<県内選挙区の情勢>3区 無党派層の行方注目

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 人口増加が続き、無党派層が多い地域。三日月大造知事の衆院議員時代の地元でもある。前回小選挙区で勝利した武村さんに対し、民主は三日月氏の後継者に嘉田由紀子前知事を支えてきた小川さんを擁立。この二人に西川さんが加わる。前回、維新の候補者に投じられた約三万二千票の行方も注目される。

 二十四日夜に武村さんのお膝元、草津市渋川地区で開かれた報告会。武村さんは顔見知りの支持者約三十人を前に「(衆院議員になってから)まだ二年に満たない。前回公約にした琵琶湖再生法は成立目前。引き続き仕事をさせていただきたい」と訴え、政策面では「経済を再生し、暮らしを立て直したい」と力を込めた。

 解散前には報道各社に「できることをやるしかないが、正直準備もできてない」と焦りをにじませていたが、保守層の引き締めと無党派層の取り込みに重点を置く。総括責任者の奥村芳正県議は「名前を広めるために、特に朝夕の駅立ちに力を入れていきたい」と話す。

 二十二日にあった嘉田氏の私塾「未来政治塾」の後、事務局長の小川さんは「私が(選挙に)出ることで女性や同じように子育てを経験した人が関心を持ってくれればうれしい」と決意表明。塾生の女性や若者に支援を呼び掛けた。

 「暮らしの中で出た声を国政に届けたい」と強調。二人の子育てをしながら市民活動などに身を投じた自身の経験を元に、女性の社会進出や子育て支援の充実を掲げる。

 解散後は守山市議時代の支援者らを訪ね、足場固め。今後は女性中心に普段は投票に行かない層への訴えに注力する。後援会長の嘉田氏がフェイスブック上で小川さんの紹介をするなど「空中戦」(民主関係者)でも浸透を図る。

 西川さんは、草津市議八期、県議一期を務めた経験と、大票田である草津市内での知名度を生かしたいところ。解散後は、ミニ集会を開き、支持の拡大を図っている。

 二十二日には栗東市内一円を街宣カーで回り、スポット演説を繰り返した。「消費税増税は先送りではなく中止を」などと訴えていると、通行人から「増税はけしからん」と同調する声も上がった。

 原発問題や集団的自衛権についても言及し「安倍政権の暴走政治にストップを」。西川さんは「短期決戦。国民の期待に応えられるのは共産党しかないことを訴えたい」と意気込む。公示後は街頭活動を中心に訴えを広げる。

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