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滋賀ニュース

<県内選挙区の情勢>2区 地域活力の減退課題

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 彦根、長浜両市を含む湖東、湖北地域の三市四町と東近江市の旧愛東、湖東町が区域。うち五市町で高齢化率が25%以上と高く、中心市街地と山間部との地域格差も懸念されている。立候補予定者は、通算二期の前職上野さんに、前々回まで三期連続当選の元職田島さんと新人の中川さんが挑む構図。

 前回1区からくら替えして議席を得た上野さん。九月には国土交通政務官に就き、「地元にも貢献できるようになった」。まちづくりやインフラ整備など「引き続き故郷のために頑張らせてもらいたい」と意気込む。

 二十二日は彦根市内で演説。行き交う車に手を振り、通行人と握手しながら安倍政権下で最優先に取り組んできた経済政策の実績を強調した。その上で「景気回復の実感が地方や中小企業に行き渡るように取り組むのが大きな仕事。そのための力を皆さんに与えていただきたい」と訴えた。

 今後は、ミニ集会や街頭演説をできるだけ多く実施し、訴えを浸透させていきたい考えだ。

 田島さんは「地元の実態をつぶさに見聞きしてきた」と、この二年を振り返る。「国会で議論される課題の答えは全て現場にある」が信条。災害復旧現場を訪ねたり琵琶湖の流木掃除をしたり、NPOや非政府組織(NGO)関係者らと一緒に汗を流してきた。

 二十四日は、米原市内の山あいで活動する炭焼き保存会のもとへ。「石にかじりついてでも国会に戻って一生懸命頑張りたい」と決意を述べた。この後、手袋に長靴姿で作業を手伝った。

 現場で拾い集めた声を受け止め、地方での豊かな暮らしの実現を訴える。街宣やイベント参加で露出を増やしていく。

 前回に引き続き立候補を決めた中川さんは、消費税増税や原発再稼働中止など、党が掲げる五つの政策転換を柱に訴える。中でも、十月に彦根市内に全戸配布した党アンケートの回答で多かった増税懸念を主張の柱に据える。

 「10%への引き上げを絶対に中止させる最初のきっかけが今回の衆院選」。二十三日、地元農家らを集めて開いたミニ集会の冒頭、語気を強めた。集会では、参加者と膝を突き合わせて暮らしの疑問や政府政策への怒りの声を聞いた。

 「毎日どこかで開きたい」と意欲を示し、今後もミニ集会で党政策への理解を呼び掛け、街頭演説などでより広範に訴えていく。

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