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滋賀ニュース

県内で13人立候補表明 各陣営、慌ただしく

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 衆院が解散した二十一日、県内の各陣営は準備を加速させた。十二月二日公示、十四日投開票の総選挙に向け、これまでに県内の小選挙区に十三人が立候補を表明。自民、民主、共産の三つどもえに、滋賀4区では維新が加わる様相だ。それぞれの思いを胸に慌ただしく動く関係者の一日を追った。

 【午前七時十五分】大津市内の駅前に立った共産新人。気温二度と今季一番の冷え込みの中、雇用問題や消費増税に関して安倍政権を批判し「正面から対案を示しているのは共産党だけだ」と演説した。八時ごろに終えると「いよいよだと奮い立つ思い」と白い息を吐いた。

 【午後一時】自民前職の彦根市内の事務所では、秘書らが解散の様子を見守ることなく、黙々と事務作業。玄関にはポスターやスタッフのジャンパーなどが入った段ボールが山積みに。降ってわいたような解散にも秘書は「淡々とやるべきことをやるだけ」と冷静。

 【午後一時十四分】衆院解散。大津市内の政党事務所でソファに座り、国会の様子をテレビ中継で見守る県連幹部ら。万歳が終わると、「さあ、頑張ってやろう」と膝をたたいて立ち上がり、気合が入った様子だ。

 【午後三時半】維新前職は国会を後にし、新幹線に飛び乗った。「万歳はしなかった。僕らは一礼だけ。二年間の国会活動に頭を下げ、また日本を改革していくぞという思いを込めた」。米原駅で下車する予定で夕方からは、さっそく「街頭に立ちます」と臨戦態勢を整えた。

 【午後七時】支援者へのあいさつ回りを終え、草津市内の事務所に帰着した民主新人。資料確認などに追われる秘書ら二十人余りを集めて選挙対策会議を開いた。当初は「想定していなかった」という出馬だが「暮らしの中から出た声を国に届けたい」と前を見据えた。

 (衆院選取材班)