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長野ニュース

1区民主、2区自民優勢 3区は自・維接戦

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終盤情勢

 十四日投開票の衆院選で、中日新聞社は県内五つの選挙区のうち、1、2、3区の有権者に七日からの三日間で世論調査を実施した。1区は民主、2区は自民の候補がそれぞれ優勢で、3区は前職の三候補が入り乱れて争っている。情勢取材では4、5区ではいずれも自民候補がリードしている。世論調査では四割以上が投票先を決めておらず、今後の情勢で結果は変わる可能性がある。

 ■1区

 民主前職篠原が一歩リードし、自民前職小松が追い上げる。共産新人武田が続き、次世代前職宮沢は苦しい戦い。

 篠原は民主支持層をほぼ固め切り、社民支持層にも浸透。維新、公明、共産支持層の一部も取り込み、全年代からの幅広い支持を得ている。小松は自民支持層の六割、公明支持層の八割を固めたほか、維新支持層の一部にも浸透している。

 武田は共産支持層の六割を固めた。宮沢は浸透していない。

 ■2区

 自民前職務台が支持を広げ、民主元職下条が続く。共産新人清沢が追い上げ、維新前職百瀬は支持拡大を図る。

 務台は自民、公明の支持層の九割を固め、無党派層に浸透。全年代で支持率が高い。下条は民主支持層の八割をまとめ、公務員や主婦層からの支持を得ている。

 清沢も共産支持者の七割を固めた。百瀬は二十、三十代への浸透が課題。

 ■3区

 自民前職木内が維新前職井出と接戦を演じ、民主前職寺島が追い上げる。

 木内は自民支持層の八割、井出は維新支持層の九割を固めた。井出は無党派層からの支持が高い。寺島は民主支持層の六割をまとめ、七十代以上で最も浸透している。

 共産新人唐沢は共産支持層の八割から支持を集める。

 ■4区

 自民前職後藤が組織力で自民、公明支持層を手堅くまとめ優位に立つ。民主元職矢崎は民主支持層に加え安倍政権への批判票の取り込みを急ぎ、共産新人上田は街頭演説に力を入れ支持政党を持たない有権者の支持拡大を図る。

 ■5区

 選挙区内に張りめぐらした後援会組織を持つ自民前職宮下がリード。民主新人中嶋、共産新人水野は知名度不足が響き、苦しい展開。中嶋、水野は街頭演説を繰り返し、無党派層への浸透を図る。

(文中敬称略)

 (衆院選取材班)