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長野ニュース

<候補者の横顔> 5区

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◆25カ国を旅して交流 中嶋康介さん(37)民新

 知らないところに飛び込むのが昔から好きだった。松本市の松本深志高校を卒業後、美容師になろうと市内の専門学校へ。高校時代に髪を切ってもらっていた美容院で四年近く働いた。

 世界を知ろうと美容院を辞め、タイやパレスチナ、キューバなど二十五カ国を旅した。現地の人たちと交流する中で、日本について問われても自分の言葉で語れないことに気づき、二十四歳で大学に入学。政治行政を専攻した。

 大学時代には参院議員事務所でアルバイト。政治家のイメージが変わり、自身も自然と政治家を志すようになった。妻(32)と長男(4つ)の三人家族。「子どもを抱える父親の一人として、政治のあり方を変えていきたい」。飯田市北方。

◆理学部で水研究に熱 水野力夫さん(34)共新

 自転車と登山にあこがれ、故郷の山口県を離れて信州大に進学。「南信州を泊まりがけでツーリングし、いいところだと実感した」。その十三年後、党の地区委員会勤務を打診され、迷わず飯田下伊那を選んだ。

 「政治に諦めている人たちに寄り添い、共感される政治家」が理想だ。同期入社の仲間が次々と辞める過酷な職場で働いた経験から「人間らしく働ける雇用ルールを作りたい」とも訴える。学生時代に入党し、日米安全保障の歴史を学んで署名集めなどに奮闘。一方、理学部で分析化学を専攻し、水研究にも没頭した。

 小児ぜんそく克服のため始めた合気道と料理が趣味。独身でミニチュアダックスフントの老犬ナッツと暮らす。飯田市上郷飯沼。

◆誠を貫く姿勢大事に 宮下一郎さん(56)自前

 返り咲きを果たした前回当選から二年。この間、党経済産業部会長の経験、財務副大臣の役職を得た。「やりがいのある仕事ができた。ありがたい」。実感を込めて語る。

 衆院議員として八期活躍した故・宮下創平さんの長男で、秘書を十二年務めた。父は「愛と誠」と色紙によく書いた。「うまい立ち回りはせず、まっすぐ誠を貫いた」という姿勢を受け継ぐ。自身の座右の銘のひとつも「誠実」だ。

 近年は、インターネットの会員制交流サイトやブログで自身の活動を発信している。伊那谷の風景、植物の写真も紹介する。更新は「一年三百三十日ぐらい」と話す。趣味の手品は、親戚に道具をプレゼントされた三歳から。「芸歴」は半世紀を超える。伊那市境。