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三重ニュース

5区で期日前投票が好調 「制度周知され浸透」

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 衆院選の投開票が十四日に迫る。三重5区十二市町の期日前投票は、前回選(二〇一二年)の同時期に比べて軒並み好調だ。ただ明確な争点がなく有権者の関心が低いともいわれ、投票日の悪天候も予想。市町選管は投票率の失速に気をもみ、終盤の啓発に力を入れる。

 前回選の5区で唯一、投票率が60%を下回った志摩市の期日前投票者数(十一日現在)は、前回比19・4%増と伸ばしている。市選管は「最近の選挙では期日前に出足が良くても、投票日にガクッと下がることもある」と気を引き締める。

 「期日前が周知され、意識が浸透してきたのでは」と見るのは尾鷲市選管。千人以上増加した伊勢市選管は「経済政策が大きな争点となってきたこともあり、徐々に関心が高まってきているのでは」と分析する。

 おおむね好調な期日前投票だが「前回が悪すぎた」(鳥羽市)や「普段から投票してきた人が、期日前に行くようになっただけかも」(玉城町)と慎重な見方も。

 冬型の気圧配置が強まり、寒気の入り込みが予想されている投票日の天気。熊野市選管は「投票日は寒くなることが予想されていることも(期日前の増加に)影響しているかもしれない」とした。

 各選管では投票当日まで、防災行政無線などを使った啓発活動を展開する。鳥羽市では離島を結ぶ市営定期船に横断幕を掲げ、伊勢市や尾鷲市、度会町などでは広報車を繰り出して投票を呼び掛ける計画だ。

 前回選の三重5区の投票率は63・27%で、政権交代が注目された前々回(〇九年)より10ポイント以上低下している。