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三重ニュース

低投票率か、気もむ陣営 期日前の好調よそに

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 十四日投開票の衆院選で、各陣営が気をもむのは投票率の行方だ。十一日現在で期日前投票を済ませたのは前回比一万四千二百三十一人増の十万八千百十八人と好調だが、各陣営からは「前回より下がるのでは」との声が多く上がる。県選管は積極的な投票を呼び掛けている。

 【1区】

 前回の1区は62・64%。自民前職陣営の県議は「陣営内には60%と言う人もいるが、感覚では54〜55%」と個人演説会での投票呼び掛けを徹底する。共産新人の陣営も「投票率は50%前後まで下がる。有権者の声が反映されないのはマイナスだ」。一方、維新新人の陣営は「期日前投票が意外に好調だから」と微増を予想。「政権批判勢力の投票意欲を高める訴えを」と気を引き締める。

 【2区】

 前回は57・90%と県内の五選挙区の中で最低。自民前職の陣営は「前回並みはほしい。支持なし層の票はプラスになる」と期待。共産新人の陣営は「政治を変えたいという機運は高まっており、前回を上回るよう働き掛けたい」と見る。民主前職の陣営は「盛り上がりに欠け、低くなるのでは」と候補者自身も演説会で投票を呼び掛ける。

 【3区】

 前回は60・12%。自民新人の陣営は前回並みと予想。共産新人の陣営は「上がるのは難しい。分かりやすい主張で若者の関心を高めたい」と意気込む。民主前職の陣営は「選挙への盛り上がりを感じない。下がりそうだ」と分析する。

 【4区】

 前回は63・50%。自民前職の陣営は「自共対決では盛り上がらない。58%前後だ」と低下を見込む。共産新人の陣営は、前回を若干上回るとして「政権批判を浸透できれば反自民層の投票率が上がるはず」と選挙カーをくまなく走らせる。

 【5区】

 前回は63・27%。自民前職の陣営は「60%に届くかどうか」。共産新人の陣営は「政治を変えたい有権者は増えてるはず。投票率は上がるかも」と期待する。民主元職の陣営は「安倍政権との違いを明確に訴えれば上がる」と街頭演説に熱を入れる。

(衆院選三重取材班)