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三重ニュース

<候補者の横顔> 4区

 上から届け出順。

◆激務支える入浴健康法 田村憲久さん(50)=自前

 優しい伯父であり、師匠でもあった元衆院議長の田村元さんが十一月一日、九十歳で亡くなった。「独り立ちではないけれど、私の戦いをあの世から見てほしいという思いはある」と意気込む。

 ライフワークは社会保障政策。第二次安倍内閣で九月まで一年八カ月間、厚生労働相を任された。「社会保障改革はずっと続く問題。今後も汗を流していきたい」と語る。

 厚労相時代、四千六百回を数えた国会答弁では、役人が作成した答弁書をそのまま読み上げなかった。厚労行政への関心は高く、野党の追及も厳しい。「答弁書を読み込み、必ず自分の言葉に直した。説得力を磨き、野党の論客と戦った」

 激務を支えるのは趣味の入浴を取り入れた健康法だ。基準体重を六四キロと定め、体重が落ちるまで布団に入らない。「二時間でも湯船につかる」。仕事の資料を持ち込んでじっくり読むことも。入浴後は腹筋や腕立て伏せに励む。

 大学一年生の長女真子さん(18)と四月から東京で同居。「報道番組を一緒に見て、私の会見に駄目出しされたこともありましたね」。初当選の年に生まれた一人娘を溺愛するパパは、イクメン議連のメンバーでもある。 (吉野淳一)

身長  168センチ

愛読書 竜馬がゆく(司馬遼太郎)

好物  もやしにポン酢

◆野菜作りと山歩きに精 松木豊年さん(62)=共新

 千葉県や静岡県の医療法人などで事務を務め、医療や介護に携わった。

 衝撃だったのは孤独死。貧しく、国民健康保険料を払えなかったのか保険証がなく、必要な医療を受けていなかった。保険料減免などの手続きをしてくれていたら、と今も悔やむ。それだけに医療や介護の充実への思いは強い。「経済的理由で医療を満足に受けられないなんて、あってはならない」と一念発起。初出馬を決めた。

 自身は愛媛県西条市生まれだが、松阪市出身の母親は太平洋戦争中、多気町に疎開していた。昨年九月、退職を機に田舎暮らしをしようと静岡県から同町古江に引っ越した。

 趣味は野菜作りと山歩き。多気町に引っ越すまで、土いじりの経験は皆無。近所の人から無償で耕作放棄地を借り、約三十坪の畑でダイコンやハクサイ、エンドウなどを育てている。山歩きは月に一回ほど。二人暮らしの妻と一緒に近くの山に登り、頂上でご飯を食べるのが楽しみだ。

 「日の出とともに起きて、日の入りとともに休む」。早寝早起きで健康を維持する。自ら「のんびり屋」と分析。「いろいろあくせく考えても、うまくいかない時はある」と太っ腹な一面ものぞかせた。 (竹田弘毅)

身長  176センチ

愛読書 里山資本主義

好物  何でもおいしい