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三重ニュース

<選挙区展望>(上) 1区

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 12月2日公示、14日投開票に向け、事実上の選挙戦に入った衆院選。県内の5小選挙区では、今のところ前職6人と新人7人、元職1人の計14人が着々と準備を進めている。各選挙区の情勢を3回に分けて展望する。

◆1区 自民に維・共挑む

 二〇〇九年の前々回選まで、自民、民主のベテラン同士が激しいつばぜり合いを演じた激戦区。全国レベルで候補者調整を進める民主、維新の党がともに候補者の擁立を図っていたが、民主が二十三日に擁立断念を表明。十一選を目指す自民前職が維新、共産の両新人を迎え撃つ構図が固まった。

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 自民は、伊賀で三代続く政治家の家系で、運輸相、厚生労働相などの要職を歴任してきた川崎二郎。小選挙区制が導入された一九九六年以降、同様に伊賀を地盤とする民主の中井洽とデッドヒートを繰り広げ、敗れても比例復活で議席を堅持してきた。一二年の前回選では小選挙区議席を奪還した。

 維新は、前回選で次点で落選した松田直久が二度目の挑戦。県議から津市長に就いた松田は一一年、知事選に民主推薦で立候補し、鈴木英敬に敗れた。前回選では、民主から出馬を要請されたが固辞。日本維新の会(当時)から立った。津での知名度を生かし伊賀、名張でも票の掘り起こしを目指す。

 共産は十九日、八月まで名張市議だった新人、橋本マサ子が立候補を表明した。

(文中敬称略)

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