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石川ニュース

主な立候補者こんな人 2区

ネットワーク生かす

自民前職 佐々木紀さん(40)

 「親しみやすさ」を常に心掛ける。「政治家はあいさつをしないとか、基本的な部分でイメージが悪い」ためといい、自分から積極的に声を掛ける。気軽な会話から現場の悩みや希望を聞き出す。対話集会を頻繁に開く。一方的に話す国政報告会だけでなく、互いに生の声をやりとりしたいと考えるからだ。

 一期目の二年間で最も記憶に残るのは、寒かった選挙戦。大雪の中の遊説で、中年女性二人が「応援してます」と言ってくれたこと、カイロをくれたことが忘れられない。

 国会議員になって、多忙さに驚いた。朝から会議、夜は会食、深夜に寝て起きたらまた会議。土日は地元の行事に出席する。息つく暇もないが、故郷の声を国政に届けたいと必ず地元に戻る。

 目指すのは調整型の政治家。「政策に通じた人もいるが、皆を納得させる政治家も必要」。人間同士が話し合う外交に興味がある。議員同士の交流にも気を配った。「一人で仕事はできない。培ったネットワークを生かしたい」と意気込む。

 あまり行く暇はなくなったが、カラオケに行くと、似ていると言われる人気デュオ「ゆず」の歌を必ず歌う。親しんでもらうため、持ちネタづくりにも余念がない。 (木村春毅)

 メモ  ▽一番感動した映画や本 題名は忘れたが小学校で先生から初めていただいた本。前向きな人の話で感銘▽趣味・特技 移動の飛行機で漫画を読む。ゴルゴ13やワンピース▽着ぐるみをかぶるならどのキャラ 炭素繊維を使った「ひゃくまんさん」。軽さを体験したい▽1週間休みがあったら 寂しい思いをさせている家族と旅行したい

国民の苦難解決原点

共産新人 西村祐士さん(60)

 「じいじ、おめでとう」。六十歳になった十月、次女から携帯電話に写真が届いた。お祝いの言葉が書かれた紙を持つ一歳の孫娘の姿は携帯の待ち受け画面になっている。

 衆院選は六度目の挑戦になる。だが孫が生まれて平和問題への意識はさらに高まった。「この子たちに、危険な国を残すわけには絶対にいかない」

 党加南地区委員会に来て四半世紀、小松基地問題に携わってきた。今回も消費税10%増税の中止や原発ゼロなどに加え、基地での日米共同訓練中止や平和外交の国づくりを訴える。

 入党は金沢大一年の時。高校時代は相撲部員として加賀地区新人大会で二位になり、生徒会長も務めた。はた目には充実した姿も、内面では受験戦争や学校差別に疑問を抱き続けていた。「一部のエリートを育て、残り多数は物言えぬ労働者でいいという教育行政はおかしい。政治を変えたい」。その思いが党の方向と一致した。

 「共産党というと特殊な理屈を持っているように思われるが、原点は国民の苦難解決。まずは多くの人に党や政策を知ってもらわないと」。二年前から着け始めた歩数計とにらめっこしながら選挙区を駆け、訴えに力を込める。 (世古紘子)

 メモ  ▽一番感動した映画や本 高校生の時に見た「カサブランカ」とストーリーが良かった「砂の器」▽趣味・特技 読書。西村京太郎シリーズは政界の悪を絡めた内容が気に入り、文庫本300冊を所蔵▽着ぐるみをかぶるならどのキャラ 人型でかぶりやすそうなカブッキー▽1週間休みがあったら 家族と温泉旅行に行きたい