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石川ニュース

県内1、3区 自追う民

 本紙は三日、第四十七回衆院選について、電話世論調査と取材班の分析を加味し、石川県内の序盤情勢をまとめた。石川1、3区はいずれも自民前職を民主元職が追う展開。2区は自民前職が安定した戦い。ただ、いずれも五割近くが小選挙区の投票先を「まだ決めていない」と答えており、流動的だ。

 1区は、自民前職の馳浩氏(53)が自民支持層の八割近く、公明支持層の七割以上を固め、若者の支持も広げる。民主元職の田中美絵子氏(38)は民主支持層の八割を抑え、候補がいない維新支持層にも浸透。共産新人の亀田良典氏(66)は、共産支持層の八割を固め、維新支持層の四割超に食い込む。支持政党がない層は馳、田中両氏が分け合い、亀田氏が手を伸ばす。

 自民、共産が事実上一騎打ちの2区は、自民前職の佐々木紀氏(40)が自民、公明支持層を手堅く固め、支持政党を持たない層にも浸透。共産新人の西村祐士氏(60)は共産支持層を八割近く固めた。西村、佐々木両氏は候補がいない民主支持層に食い込むが、投票先を決めていない割合が県内小選挙区で最も高い五割超で、民主支持層が投票先を決めかねている現状が浮かび上がる。

 3区は自民前職の北村茂男氏(69)が自民、公明支持層の八割近くを抑え、民間企業や公務員などの支持も多い。民主元職の近藤和也氏(41)は民主支持層の九割近くを固め、維新支持層の六割近くを取り込む。共産新人の渡辺裕子氏(29)は共産支持層を固め、主婦やフリーターらへの浸透がみられる。

 一方、比例代表の投票先では、決めている人のうち自民が59・2%で優位。民主14・9%、公明7・6%、共産4・7%、維新4・3%、次世代0・9%、社民0・7%、生活0・5%と続いた。

     (衆院選取材班)