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石川ニュース

「ただ今、古里に」涙 石川1区 田中さん出馬会見

出馬会見で決意を語る田中美絵子さん=25日午後、金沢市内のホテルで

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 十二月二日公示の衆院選(十四日投開票)で、民主党元職の田中美絵子さん(38)が二十五日、金沢市内のホテルで記者会見し、石川1区からの出馬を正式表明した。冒頭、直前に市に転入届を提出してきたと報告し「ただ今、ふるさと石川県に帰ってまいりました」と感激のあまり涙をこぼし、数秒間言葉を詰まらせた。

 田中さんは「アベノミクスは大きな失敗だった。今回の解散はまったく大義がないが、流れを変える大きなチャンス」と述べ、福祉や貧困問題、雇用対策など民主政権時代の三年三カ月の実績を強調。「皆さんとともに金沢市を変えていくため、この生涯を1区にささげたい」と訴えた。

 田中さんは金沢市出身。二〇〇九年衆院選で石川2区から出馬し比例で復活当選したが、一二年の前回は自身の不適切交際の報道をきっかけに東京15区に国替えし、落選した。会見で「全て自分の力不足。大変大きな失敗をし、挫折を経験した」と振り返る一方、「再チャレンジできる環境を政治の力で築き上げたいし、今回の出馬で自ら体現したい」とも述べた。結果に関係なく今後は県内で活動する考えも明言した。二十五日付で県連副代表に就き、比例と重複立候補する。

 石川1区には自民党前職の馳浩さん(53)と、共産党新人の亀田良典さん(65)が出馬を予定している。 (飯田樹与)