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石川ニュース

一川氏出馬の可能性 民主2区、候補者選び難航

 衆院選に向けた民主党の石川2区の候補者選考が難航している。党石川県連から選考を一任されている一川(いちかわ)保夫元防衛相(72)は二十四日夜、支援者らを集めた会合を小松市内の事務所で開き、経過を報告した。結論は出ておらず、一川さんが出馬する可能性も浮上した。

 会合は非公開。三連休を一つのめどに選考を進めてきたが、一川さんは会合後、記者団に「まだ決まっていない」と言葉少な。支援者から「どうなるのか心配している」との声があったという。

 公示まで残された日数は少ない。一川さんは本紙の取材に「(支援者から一川さんに)『出てくれ』という声もある」と明かし、会合でも報告した。県連関係者によると、党本部からは若手候補者擁立を望む要請もあったというが、一川さんは「若手は難しい」と話す一方、現時点で「不戦敗は考えていない」とも強調した。県連や党本部との調整なども必要との認識を示し、二十五日に県庁である立候補予定者説明会には関係者を出席させる。

 一川さんは、石川2区から出馬し、比例代表北陸信越ブロックで復活当選。衆院議員を三期務めた後、二〇〇七年に参院選でくら替えし当選した。民主党政権では一一年九月の野田佳彦内閣で防衛相を務め、参院幹事長なども歴任。一三年七月の参院選で自民党新人の山田修路さんに敗れた。

 石川2区には自民党前職の佐々木紀さん(40)、共産党新人の西村祐士さん(60)が出馬を予定する。 (田嶋豊)