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岐阜ニュース

<2区最前線> 選対本部長が戦い総括

 衆院選岐阜2区で十四日に有権者の審判を待つ自民前職の棚橋泰文さん(51)と共産新人の森桜房義さん(58)。両陣営の選対本部長に選挙戦の手応えを語ってもらった。=上から届け出順

◆棚橋泰文さん(51)=自前

 解散から公示までの時間が短く、事務所開きと出陣式を同日開催せざるを得なかった。加えて候補者本人がほぼ不在という初めての経験。代々築いてきた組織をもってしても不安だったが、スタッフが互いにカバーし合い、家族も企業や演説会場を回った。

 訴えの中心は経済対策。アベノミクスの恩恵は地方まではあまり届いていないのは確かだが、ここ数年で閉塞(へいそく)感は薄らいだ。

 選挙そのものに対する関心の薄さを感じ、個人演説会の来場者も二年前に比べて二割ほど減った。しかし聴衆の表情は真剣で、大変勇気づけられた。

 十二日には全国遊説の合間を縫って候補者が総決起大会に駆けつけ熱弁を振るった。勢いを保ち、十万票以上を確保したい。

◆森桜房義さん(58)=共新

 急な選挙だったので、はがきやチラシ、候補者カーづくりなどの準備が大変だった。

 しかし候補者は選挙期間中、街頭で一日二十回、計三百回近いつじ立ちをしてきた。有権者からは「共産党に頑張ってほしい」と従来とは比較にならないほど激励の言葉があり、大きな躍進につながる手応えを感じた。

 安倍暴走政治を許すのか、新しい政治への転換を図るのか−。討論会などで候補者同士直接やりとりできなかったのは残念だが、政策的に言えば両候補の対立点は明確だ。

 私たちは、暮らしを良くする道を有権者のみなさんとともに築いていきたい。平和で豊かな国づくりを進めるために、共産党の躍進が必要。そのために、悔いを残さない戦いはできた。

(山本克也、榊原大騎)