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岐阜ニュース

4区3候補、最後の訴え

 衆院選は13日、選挙戦の最終日を迎えた。岐阜4区の候補者3人は、それぞれ地元などを重点的に回り、14日に審判を下す有権者の心に響くよう懸命に訴えた。=上から届け出順

◆伊嶌明博さん(63)=共新

 伊嶌さんは地元の高山市を一日かけて回った。市役所前やJR高山駅前などで街頭演説を重ね、通行人に「暮らしと平和を守る」と訴えた。

 「消費税が8%に上がり、生活は厳しくなった。10%などとんでもない」と消費増税の中止を主張。集団的自衛権行使容認には「戦争への第一歩」と持論を展開し「子どもたちを戦場に送ってはならない。即時撤回する」と熱を込めた。

 高山市議を四期十六年務めた経験にも触れ「市民の皆さんの気持ちを知っている。皆さんの思いを国会に届けさせてください」と呼び掛けた。

(酒井翔平)

 <共産党小選挙区岐阜4区責任者・田中節雄さん(68)の話>突然の選挙で、人手不足に悩まされた。だが、電話での有権者の反応がいつも以上に良かった。議席を伸ばした参院選や都議選のように勢いを感じる。

◆今井雅人さん(52)=維前

 今井さんは可児市、美濃加茂市を選挙カーで回り、行き交う人たちと握手を交わしながら支持を訴えた。

 可児市帷子新町のショッピングセンター前では「アベノミクスで生活は良くなったか。お買い物中の皆さんは物価が上がり、苦しんでいるのではないか」と問い掛けた。特定秘密保護法案の採決、集団的自衛権の憲法解釈を例に「もっと議論しなければいけないのに、安倍政権は勝手に決めてしまう。こういう政治でいいのか」と批判。「永田町、霞が関で決めるのではなく、地域や生活に密着した政治を実現したい」と力を込めた。

(遠藤康訓)

 <選対本部長・野尻眞さん(65)の話>前回と比べても反応は大変良く、かなり追い上げている手応えがある。投票は大切な権利。特に若い人たちに一票を投じてもらい、世代交代へのもう一押しに期待したい。

◆金子一義さん(71)=自前

 金子さんは高山市内の支持者や企業を回った後、雪が降りしきる中、古い町並みなどを一時間練り歩いた。

 午後二時ごろ、高山市の国島芳明市長や島田政吾議長ら五十人とともに高山別院を出発。途中の商店街では外国人観光客に声を掛けたり、地元住民から「頑張って」と励まされたりしながら、有権者と握手を交わした。

 高山陣屋近くの街頭演説では「ふるさとは慈しむもの。その気持ちで二十八年、全力でやってきた」と、当選九回の実績を強調。「われわれの地域をもっと伸ばし、次の世代が夢を持てるようにしたい」と話した。

(清水裕介)

 <高山選対本部長・高殿尚さん(51)の話>大義のない選挙といわれ、相手の見えにくい選挙だったが、手応えは十分感じている。金子先生に地方創生をしてもらいたいという思いを持ち、できる限りのことはやった。