文字サイズ

岐阜ニュース

<候補者点描> 2区

上から届け出順

◆国内外の歴史書愛読 棚橋泰文さん(51)=自前

 「経済再生のために全力で頑張ってきたが、まだ道半ば」

 自民党が二年前に政権復帰して以来、アベノミクスの金融緩和で西濃などの輸出関連産業が息を吹き返した。それでも「地方が良くなるのはこれから」と語る。西濃の豊富な歴史遺産を活用した観光振興に加え、地域に根付く企業を育てていく大切さを説く。

 消費税は社会福祉の財源確保が必要なため税率を引き上げざるを得ないとしながらも、物価上昇感による消費の冷え込みを懸念。「非常に難しい判断の中で、一年半延期は妥当」としている。

 一九九六年の初当選以来、「努力した人が報われる社会づくり」が信条。ミニ集会、喫茶店での少人数の対話を重視するスタイルを貫いてきた。

 今年九月から自民の幹事長代理として党務に奔走し「忙しさが新幹線からリニアモーターカーになった感じ」。ジョギングと散歩、サッカーが趣味で、国内外の歴史書を愛読する。

 (山本克也)

◆池波正太郎のファン 森桜房義さん(58)=共新

 株高に円安、消費税増税。「大企業や大株主が利益を得ただけ。庶民は負担増で厳しい生活を強いられている」と安倍政権の二年間を断じ、格差是正を訴える。

 消費税増税は先送りではなく、「中止すべきだ」と強調。消費税には頼らず、大企業や富裕層への課税、さらに大企業が内部留保を活用して賃上げすること−。こうした政策による代替財源に活路を見いだす。

 島根県出身。中学を卒業後、集団就職で親元を離れて大垣市に移り住んだ。紡績工場の寮に入って働きながら、定時制高校に通った。共産党に入ったのは、精神科病院の職員として勤務していた二十一歳の時だ。入院患者の行動制限など人権問題を目の当たりにし「何とかしたいといろいろな人に相談するうち、共産党にたどり着いた」と振り返る。

 愛読書は池波正太郎の時代小説。党務で読書時間は減ったが、「電車に乗る時間を利用している」という。

 (榊原大騎)

写真