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岐阜ニュース

<候補者たちの衣食住>4区(上) 服と食、心掛けは

 選挙戦に突入した衆院選。岐阜4区には三候補が出馬し、日本の行く末をにらんで熱弁を振るうが、三人の素顔や人柄も気になるところだ。普段の「衣食住」をどう心掛け、選挙中はどうなのか。一回目は、ファッションと食事のこだわりを本人や陣営に聞いた。(衆院選取材班)

◆伊嶌明博さん(63)共新

■妻が選んだ「勝負服」

 スーツを着る際には、赤や黄色などの派手な色のネクタイやワンポイントの飾りが付いたシャツを身に着けている。すべて、妻(62)が選んだものだとか。

 もともとファッションに気を使う方ではなく、妻に「あなたと一緒に街を歩きたくない」と辛辣(しんらつ)な評価を受けるほど。「年寄りだが、格好だけでも若々しく気持ちを出したい」

 三十年以上連れ添う最愛の人が選んだ「勝負服」で決戦に挑む。

■みそ汁毎食欠かさず

 健康に気を使い、三食必ずみそ汁を抜かないようにしている。

 好物は、ラーメンやうどんなどの麺類。だが、少し出たおなかを指さして「炭水化物ばっかりとっていたらいつの間にかこんなになっちゃって」と照れくさそうに笑う。

 大豆が体に非常に良いことを知り、この食生活を始めたという。特に、シイタケでだしをとったものがお気に入りだ。「私もまめな性格になりたいから」と話し、小まめな訴えで選挙を乗り切る。

◆今井雅人さん(52)維前

■「正義」表す緑を好む

 「服装は特に気にしたことがない」と普段は落ち着いた色のスーツ姿で活動するが、イメージカラーがある。出陣式でも締めたネクタイの色「緑」だ。

 緑を多くつけるようになったのは、二〇〇九年の初当選後。「政治家になり、『正義』を表す色を調べたら緑だった」のがきっかけという。事務所スタッフや支援者が羽織るジャンパーは緑一色。寒い時季の選挙、早朝から街角に立つ際に身を守るのも、若草色のジャンパーだ。

■カレー3杯をぺろり

 食べ物には「まったくこだわりはない。何でも食べる」。飲食店でも弁当でも出されたものを平らげる。「先日はカレーを三杯もおかわりしてしまった。選挙戦で忙しくなると食欲が出て困る。期間中に太ってしまうんではないかと心配だ」と苦笑いする。

 妻恵子さん(33)は「外食の機会が多いので、なるべく野菜を多くとれる料理を心掛けている。今はなかなか家で食べる時間がないけど、鍋が好きなので喜びますね」。

◆金子一義さん(71)自前

■防寒重視、長靴も準備

 「飛騨の冬は防寒対策が第一」と話すのは選対関係者。温暖な選挙区や、夏場の選挙なら有権者に受けのいいスーツやネクタイの柄に神経を注ぐかもしれないが、今回は風邪をひかないのが最重要課題という。

 選挙カーの中には分厚いロングコートはもちろん、雪上でも歩けるように長靴も用意している。候補者だけでなく、支援者も凍えないよう、たくさんのカイロも備えてあるそうだ。ファッションよりも、実用志向のよう。

■体力勝負、朝しっかり

 うなぎと冷やし中華が好物だ。後援会の事務所開きが高山市であった十一月二十四日は、うなぎを頬張ることができたが、選挙期間中は忙しく、食事を取る時間がなかなか取れない。昼食は選挙カーの中でおにぎりをかじるだけという日も多いという。

 それでも体力がなければ選挙は戦えないことは、長年の経験から熟知。選対関係者は「朝はしっかり食べることを心掛けているみたい。基本的に和食が多いそう」と話す。