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岐阜ニュース

民主、「第3極」が激減 5議席独占を狙う自民

 二日公示された衆院選で、県内五つの小選挙区には計十四人が立候補し、師走の街に第一声を響かせた。突然の衆院解散から十日余りとあって、候補者数は過去最少。安倍政権の経済政策アベノミクスや集団的自衛権の行使容認、原発問題などを争点に、十二日間の論戦を展開する。(衆院選取材班)

 候補者の内訳は、自民党の前職五人、共産党の新人五人、民主党の元職二人と新人一人、維新の党の前職一人。

 自民は二〇一二年の前回に続いて五議席独占を狙う。野党各党は非自民層の取り込みを目指すが、準備期間の短さや党勢の低迷から候補者擁立が難航。民主は2、4区が空白区となり、「第三極」も前回の計四人から一人に。候補総数は、小選挙区制になって過去最多だった前回の二十一人から一転、これまで最少だった十五人(〇三、〇九年)をさらに下回った。

 選挙戦初日の論戦では、自民候補たちは「経済は良くなる兆しを見せている」などと、アベノミクス継続への支持を求めた。野党側は「格差を拡大させた」などと批判し、反転攻勢を目指す民主候補たちは「人への投資が大切。生活や介護、医療を支える」などと主張した。

 維新候補は「やりたいことはどんどん進めるが、やりたくないことは逃げる」と安倍首相の姿勢を批判。共産候補たちは「消費税増税を中止し、原発ゼロの社会をつくる」などと強調した。

 投開票日は十四日。三〜十三日は、市役所や町村役場など百四十七カ所で期日前投票できる。前回の県内の投票率は62・04%で過去最低を記録している。