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岐阜ニュース

景気対策や原発に関心 本紙街頭アンケート

 景気対策は大切だが、原発問題も忘れないで−。十二月二日公示、十四日投開票の衆院選を前に、中日新聞社は選挙で関心のあるテーマについて県内有権者に街頭で尋ねた。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の是非をめぐり与野党で舌戦が繰り広げられる中、県民からは他のテーマにも関心が寄せられる結果となった。

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 質問では(1)景気対策(2)財政再建(3)憲法改正(4)原発・エネルギー問題(5)政治改革−の五つのテーマから、関心のある二つを選んでもらった。

 最も多かった「景気対策」は、回答した六十五人中、七割近い四十二人が選んだ。地方にはアベノミクスの恩恵が届いていないという声が目立ち、本巣市石神、釣り具製造業青木静夫さん(62)は「趣味に使う商品を扱っているので、景気に真っ先に左右される。自分の生活に密着した問題」と訴える。

 「庶民の生活は良くならず、増税で負担は増えた。それなのに議員は安穏としている」と憤るのは高山市上岡本町、タクシー運転手竹田幸男さん(67)。解散で棚上げになった衆院議員定数の大幅削減など「政治改革」と併せて争点に挙げた。

 一方、「原発・エネルギー問題」も半数近い二十九人が選んだ。安八町西結、僧侶大平由紀子さん(65)は、三年前の福島第一原発事故をきっかけに原発の危険性や高額な費用について学んだ。「再稼働の是非が話題に上っているが、原発に頼らない社会を第一に考えてほしい」と願う。八百津町福地、農業谷津巧さん(67)も「農業をやっている身として、原発のような危険なものはいらない。水力や太陽光の自然エネルギーで十分まかなえる」と力を込める。