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岐阜ニュース

訴えはアベノミクスの是非 立候補予定者ら街頭で口々

 アベノミクスは失敗か、それとも道半ばか−。衆院解散直後となった三連休最終日の二十四日、立候補予定者らは街頭で口々に安倍晋三政権の経済政策アベノミクスの是非に言及した。

 3区から出馬する自民前職の武藤容治さん(59)は、解散前から予定されていた地元イベントや自民党の県連パーティーなどをはしご。「これから地方にもアベノミクスの恩恵をもたらさなくてはいけない」。市民から選挙の意義を問われることもあったといい、「きめ細かに地域を回り、必要性を理解してもらうしかない」と力を込めた。

 「安倍総理は風邪の患者をアベノミクスで肺炎にしておいて、『僕が風邪を治します』と言っている」と、舌鋒(ぜっぽう)鋭く批判を重ねたのは5区から出馬する民主元職の阿知波吉信さん(51)。多治見、土岐、瑞浪各市の駅前やスーパーでマイクを握り、「解散前に比べ、手を振ってくれる人が増えた」と手応えを口にした。

 1区から出馬する共産新人の大須賀志津香さん(55)はこの三連休の間、岐阜市内のスーパーでの街頭演説や支持団体のあいさつ回りを重ねた。「安倍政権になって生活が苦しくなったと耳にした。アベノミクスからの転換が必要だと強く感じた」。二十四日は岐阜市早田大通で事務所開きに臨み、支持者らと「頑張ろう」と声を上げた。

 県内で最も広い4区から出馬する自民前職の金子一義さん(71)は支持者回りに汗を流した。高山市内の事務所の開所式では「(政権交代直後の)二年前に比べて経済は良くなったが、地方にはまだ届いていない。アベノミクスを土台に、地方景気を良くする」と、「三本の矢」は道半ばであると強調。支援者ら二百人から大きな拍手が上がった。

 2区から出馬する共産新人の森桜房義さん(57)は「消費税率が上がって商売が大変だという声を聞いた。市民の中にはアベノミクスをこのまま進めて良いのかという思いがある」。三日間で神戸町、大垣市、海津市の商店街などで街宣した。

(衆院選取材班)