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福井ニュース

師走決戦、審判の時 きょう投開票 

 第四十七回衆院選は十四日、投開票日を迎える。県内は、小選挙区が「〇増五減」で一減になった二選挙区に三人ずつ立候補。選挙運動最終日となった十三日は時間ぎりぎりまで奔走して支持を訴えた。十四日の開票は午後九時を皮切りに十七市町で順次始まり、未明までに小選挙区、比例代表とも当落が判明する。

 小選挙区に立候補しているのは政党別で自民と共産が二人ずつ、民主と維新が一人ずつ。擁立していない公明は自民二人を推薦し、同じく社民は民主と維新の候補を支援する。このため、六政党の県内組織は小選挙区で自民・公明、民主・維新・社民、共産という三つどもえの構図ともなっている。

 比例代表北陸信越ブロック(定数一一)には、届け出順に共産、民主、社民、生活、自民、維新、公明、次世代、幸福の計九党派から五十八人が立候補。県内二小選挙区の候補者六人のうち、共産の二人を除く四人が比例との重複立候補している。

 投票は、県内四百十二カ所の投票所で午前七時に始まり、繰り上げ閉鎖の投票所(六十五カ所)を除いて午後八時に締め切る。県選管によると、開票作業の終了予想時間は小選挙区が十四日午後十一時半、比例代表は十五日午前零時半の見込み。 

(衆院選取材班)

◆投票所など準備は万全

投票箱を設置する市職員たち=福井市役所で

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 衆院選の投票所となる県内各市町の施設では十三日、投票箱を据えるなど準備が整えられた。

 福井市は県内最多の百六カ所の投票所が設けられる。第一投票所の市役所一階は、市選管から投票事務従事者に委嘱されている職員五人が朝から作業に当たった。

 小選挙区と比例代表、最高裁裁判官国民審査の各投票箱、記載台、事務に使用する長机、いすなどを手際良く並べていった。

(笠松俊秀)

◆県選管委員長「大切な一票に将来を託して」

 県選管の北川稔委員長は投開票日を迎えての談話を発表した。主な内容は次の通り。

 「今回の選挙から、従来の三小選挙区が〇増五減の定数削減で二つの小選挙区に区割りの見直しが行われたことから、新しい区割りを周知した。若者への積極的な投票参加も呼び掛けた。選挙は民主主義の基盤をなすもので、国民が主権者として政治に参加する最も重要な機会だ。良識に従い、自由な意思と判断で将来を託すにふさわしい候補者と政党に大切な一票を投じるよう心から期待する」

◆期日前投票は6万2922人 3〜12日

 県選管は十三日、衆院選の期日前投票について、開始(三日)から締め切り前日(十二日)までの十日間の投票者数を発表した。小選挙区の福井1、2区では計六万二千九百二十二人が投票し、前回衆院選(二〇一二年)の同時期(五万五千七百三十七人)に比べて12・9%増加した。

 今回は公示直後の積雪などで伸び悩んでいたが、県選管は「十四日の投開票日に雪の予報が出ていることもあるのではないか」と分析。一日現在の県内選挙人名簿登録者数のうち9・73%が投票を終えたことになり、選挙区別では1区が三万四千七百二十五人、2区が二万八千百九十七人となっている。

 期日前投票は、各市町の役場や支所など計四十カ所で十三日まで実施された。

(桂知之)