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福井ニュース

候補者はこんな人 紙上応援演説 2区

 (上から届け出順)

◆住民目線大事に行動 辻さん陣営

 三年前、小浜市在住の有志が集まって原発について語る会で、辻一憲さん(49)と知り合った主婦の新田祐子さん(37)、同市。以来、辻さんが主宰するNPO法人のキャンプを手伝っている。福島第一原発事故による放射性物質の影響で、野外での遊びが制限される福島の子どもたちを招いて、川遊びや雪遊びを存分に楽しんでもらっている。

 フリースにジーンズ姿でキャンプの拠点となる古民家の掃除に汗を流す姿が「実直で誠実な辻さんらしい」と印象に残る。「活動前には地域の人に必ずあいさつする律義な人」と話す。何度も福島を訪れ、母親の話を聞く活動も続け、「住民目線を大事にしていることが行動から伝わる」

 冬のキャンプで忙しくなると思っていたら国政選挙への挑戦。「日ごろから考えを話しているので違和感はなかった」。擁立が公示直前と出遅れは否めない。「厳しい戦いだと思うが、辻さんの情熱は有権者の心を動かすはず」と期待を込める。「過疎」といわれる町で地域の人と活動してきたから思う。「地方の魅力と問題を実感している人だからこそ国会に行ってほしい」

 (塚田真裕)

◆敦賀港イベント提案 高木さん陣営

 高木毅さん(58)とは敦賀青年会議所(JC)時代から親交がある和泉明さん(58)、敦賀市。「ともに歩んだJCに高木さんの原点がある」と力説する。

 一九九〇年の同JC創立三十周年を前に「港をアピールし市民が楽しめる事業を」と提案したのが高木さん。今でこそ、敦賀港で食や音楽のイベントが行われているが、当時は港の目的外使用は前例がなかった。

 「高木さんは『規制緩和が必要』とみんなを説得し、先見性があった」。設営担当として副実行委員長だった高木さんとともに、港使用に関する県との折衝に何度も出掛け、許可が下りたのは開店二十日前。七〜八月に敦賀港の岸壁で一カ月にわたり、ビアガーデンを開いた。会員が食事と酒を提供し、バンドの生演奏がムードを盛り上げた。「一万人近くが訪れ、会員七十人がまとまった」

 高木さんは翌年に敦賀JC理事長、九六年にJC北信越地区会長を務めた。「福井を良くしようといつも考えていた」。熱意を知っているだけに六期目を目指す今選挙もスタッフを買って出た。「福井に関わる政府の役職に就き、活躍を」と願う。

 (増井のぞみ)

◆“党の顔”も偉ぶらず 宇野さん陣営

 小規模事業者で構成する南越民主商工会の会長に就いた八年ほど前、共産党を支援する組織の一員として、宇野邦弘さん(63)と付き合い始めた内山忠雄さん(66)、越前市。自動車販売の仕事で宇野さんの地元の池田町へも足を運んでおり「町民の純朴な人柄がそのまま感じられる」とその魅力を語る。

 選挙活動に同行した日のこと。「疲れたから」と早めに切り上げたにもかかわらず、宇野さんは党の機関紙の配達へ。何度も国政選挙に挑戦している“党の顔”なのに「全く偉ぶらず、ぜいたくしているところを見たこともない」。

 人間味を感じる別の一面がある。「集金かばんや携帯電話の置き場を忘れ、よく叫んでいる。おっちょこちょいですね」。それも親しみやすさ。「年を取ったように見えるけど、エネルギーは衰えていない」と街頭に立つ姿を頼もしく見つめる。

 地域で商売する身だからこそ、消費税増税の中止や原発の廃炉作業への転換による雇用創出など、訴えに賛同する部分は多い。「低所得者の目線で考え、最も庶民の気持ちを分かる人です」と、自信を持って支援する。

 (山本真喜夫)