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福井ニュース

再稼働で反対上回る 2区 終盤世論調査

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 本紙が実施した衆院選終盤の有権者意識調査によると、全国最多の原発十四基が立地する福井2区で、争点の原発再稼働について、反対が賛成を上回ったことが分かった。一方で2区の調査を基にした選挙情勢では小選挙区、比例代表とも自民が依然、優位を保っている。ただ、投票先を決めていない有権者は小選挙区で37・5%、比例代表で33・7%に上り、情勢が変わる可能性もある。

 原発再稼働の賛否では反対が45・0%と賛成の35・1%を10ポイント近く上回った。分からない・無回答は20・0%だった。特定秘密保護法の賛否では分からない・無回答が49・7%とほぼ半数を占め、賛成が28・1%、反対が22・2%と続いた。

 小選挙区では高木毅さん(58)=自民前職=が追いすがる辻一憲さん(49)=民主新人=にリードを保ち優勢。宇野邦弘さん(63)=共産新人=は苦しい戦いを強いられている。

 高木さんは前回調査で六割程度だった公明支持層を九割以上固め、民主支持層の切り崩しも一定の成果を収めている。幅広い世代の男女から支持を受け、強さを見せる。辻さんは知名度不足を補い、無党派層に大きく浸透し始めた。維新支持層をほぼ固めたが、足場の民主支持層にほころびを見せる。宇野さんは支持が広がらず独自の戦いを展開する。

 比例代表では投票先をほぼ決めた人のうち投票先を自民とした人は58・5%で前回調査より1・2ポイント上回り、突出している。民主が9・3%と続くが、前回より10・0ポイント減らした。

 (衆院選取材班)

 <調査方法> 福井2区の有権者を対象に12月8日、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。対象者にかかった422件のうち、305人から有効回答を得た。回答率は72・3%。性別や年代構成を反映させて集計した。調査結果の文中の数値は小数点以下を四捨五入したため、合計が100%にならない場合もある。