文字サイズ

福井ニュース

県内選挙区、自民が圧倒的優位 本紙調査、比例も大きくリード

 二日の衆院選公示に合わせて中日新聞社が実施した有権者の意識調査によると、県内の二小選挙区はともに前職の自民候補が圧倒的な優位に立っている。新人の他候補は出だしは厳しく、比例代表でも自民が大きくリードしている。(衆院選取材班)

写真

 ■1区

 稲田さんが飛び抜けてリードしており、追う鈴木さんも苦しい戦い。金元さんは厳しい戦いを強いられている。

 稲田さんは幅広い年代の支持を得ており、自民支持層の九割以上を固め、民主や維新の支持層にも食い込んでいる。ただ、公明支持層への浸透は三〜四割と伸び悩んでいる。

 鈴木さんは維新支持層の約八割と民主支持層の約五割を固めているが、特に若い世代への浸透に苦戦する。無党派層からの支持も稲田さんと鈴木さんでほぼ二分する格好。金元さんは支持を広げていない。

 ■2区

 高木さんが大きく水をあけて優勢で、辻さん、宇野さんは伸び悩んでいる。

 高木さんは自民支持層を九割以上固め、無党派層にも浸透。公明支持層も六割を取り込んだ。まんべんない世代の男女から支持を受け、強さを見せる。

 辻さんは民主支持層を九割近く固める。維新支持層を七割近く取り込んだが、無党派層への浸透に苦戦。六十代以上に一定の支持があるが、若い世代の取り込みに課題を残す。

写真

 主婦から支持を集める宇野さんは独自の戦いを展開している。

 ■比例

 比例代表の投票先を決めたか、だいたい決めた人が五割強。投票先は自民が61・5%と突出し、民主16・6%、維新7・3%、公明5・6%、共産3・5%、社民1・6%と続く。決めていない四割強のうち、27・6%が自民、11・9%が維新、10・4%が民主に気持ちが傾いている。

 ■重視政策

 投票の際に重視する政策(複数回答)では65・3%が経済を挙げ、福祉や社会保障が31・7%、原発が24・0%、地方活性化が20・2%と続いている。

 <調査方法> 県内の有権者を対象に11月30日〜12月2日の3日間、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。対象者につながった1221件のうち、611人から有効回答を得た。回答率は50・0%。性別や年代構成を反映させて集計した。調査結果の文中の数値は小数点第1位未満を四捨五入した。