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福井ニュース

<第一声> 2区

 上から届け出順。

◆辻一憲さん(49)民新 成長産業で雇用を創出

 越前市塚町の事務所で出陣式。今選挙を「国民主役の政治を取り戻す戦い」と位置付け、「国民と真摯(しんし)に向き合う草の根の政治をやっていく」と力強く宣言。国際協力や子どもの育成など三十年にわたる市民活動に触れ「平和で安心して暮らせる社会を目指したい」と言葉に力を込めた。

 アベノミクスについては「地方や中小企業は苦しみ、格差は広がるばかりだ」と批判。「子育てや介護、再生可能エネルギーなど新しい成長産業で地方から仕事をつくり出す」と訴え「雇用が増え、仕事が安定していけば地方が元気になる」と説いた。

 原発については、安全対策と防災が第一とした上で「再生可能エネルギーの普及を進め二〇三〇年代には原子力に頼らない状況をつくっていくことを目指す」と約束。雇用創出に力を入れ「五十年後も不安なく暮らせる県にしていく」と声を張った。式後は支援者と握手を繰り返した。(塚田真裕)

◆高木毅さん(58)自前 特定失踪者あきらめぬ

 敦賀市木崎の事務所前で出陣式。時折小雪が吹きつける寒さの中、「アベノミクスを推し進め、今度こそこの地方にも景気回復が実感できるようにする」と、冒頭で宣言した。

 「原子力規制委員会に安全だと確認された原発は粛々と動かしていくべきだ」と、安全を基本とした原発再稼働を訴え「日本で一番たくさんの原発がある地域の代表として、原子力政策をしっかりと進めていきたい」と自負を示した。

 北朝鮮に拉致された可能性がある「特定失踪者」の問題で日朝協議の進展がなかったことに「やっぱり(北朝鮮に)だまされたか」と絶叫し「全員取り戻すまであきらめない」ときっぱり。「北朝鮮に向かって絶対に譲歩しないぞと、全部返せよ」と厳しい表情で訴えた。

 区割り変更には「大変ありがたい。選挙区が広くなってうれしい」と力を込め、新たに加わった鯖江市や旧今立町(現越前市)、池田町への浸透に協力を呼び掛けた。(増井のぞみ)

◆宇野邦弘さん(63)共新 原発ゼロ、速やかに決断

 荒天を避けて越前市家久町の事務所内で第一声。三党合意による今春の消費税増税を「国民の暮らしと景気悪化の最大の要因」と真っ先に批判し「再増税は先送りでなく中止。大企業に応分の負担を求め、巨大開発事業などの無駄遣いをやめることで社会保障の財源はできる」と語気を強めた。

 署名運動を通して、多くの県民から原発への不安や再稼働中止を求める声を聞き「速やかに原発ゼロの決断を政府が行うべきだ。自然再生エネルギーへの転換はその後、本格的に進めることができる」と主張。

 七度目の国政選挙だが、「これまでと全く思いは違う」。先日亡くなった俳優の菅原文太さんが平和への思いを強くしていたことを取り上げ「集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、紛争は平和的解決の立場で頑張る」との決意を強調。「自公政権の危険極まりない暴走政治にストップをかける」と口元を引き締めた。(山本真喜夫)