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福井ニュース

2選挙区に6人出陣

 県内の二小選挙区には、いずれも予想された顔触れの三人ずつが立候補を届け出た。前回は一九九六年の小選挙区制導入後で最多の十三人が立候補したが、今回は一転、最少の六人と半減した。「〇増五減」に伴い選挙区が三から二に減り、自民が圧倒的多数の議席を占める「一強多弱」を打破しようと、野党のすみ分けが行われたためだ。(衆院選取材班)

 1区は届け出順に維新新人の元県議鈴木宏治さん(41)、自民前職の党政調会長稲田朋美さん(55)、共産新人の党県書記長金元幸枝さん(56)。2区は民主新人のNPO法人理事長辻一憲さん(49)、自民前職の元国土交通副大臣高木毅さん(58)、共産新人の党県常任委員宇野邦弘さん(63)。

 独自候補を擁立しない公明は自民二人を推薦し、同じく社民は民主と維新の候補を支援する。このため六政党の県内組織は小選挙区で自民・公明、民主・維新・社民、共産という三つどもえの構図になったともいえる。

 県内では全国最多の原発十四基の再稼働と廃炉の判断、住民避難計画の実効性、安倍政権の経済政策アベノミクスの是非、人口減対策や地方再生、農協制度改革などが争点となりそうだ。

 比例北陸信越ブロック(定数一一)には届け出順に共産、民主、社民、生活、自民、維新、公明、次世代、幸福の計九党派から五十八人が立候補した。県内の二小選挙区で立候補を届け出た六人のうち共産の二人を除く四人が比例との重複立候補。県関係の比例単独候補は、いずれも自民前職の元農林水産副大臣山本拓氏(62)、党新聞出版局次長助田重義氏(54)の二人。