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経済・憲法・原発、どの道へ 衆院選きょう投開票

繁華街で有権者に最後の支持を訴える候補者=13日午後7時26分、名古屋市内で(畦地巧輝撮影)

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 安倍政治の二年間が問われる第四十七回衆院選は十四日に投開票される。与野党は安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」とくらし、安全保障・憲法、原発の「三つの岐路」をめぐり、十二日間の論戦を展開。各党党首は選挙戦最終日の十三日、最後の訴えに臨んだ。投票結果は今後四年間の政治の流れを決めることになる。

 衆院選には定数二九五の小選挙区に九百五十九人、十一ブロックで定数一八〇の比例代表に二百三十二人(小選挙区との重複除く)の計千百九十一人が立候補した。投票は一部地域を除き十四日午前七時から午後八時まで。同日深夜にも大勢が判明する見通しだ。

 首相は十三日夜、東京・秋葉原で、アベノミクスについて「企業の生産性や競争力を強くし、雇用を増やして賃金を上げ、消費を拡大、景気を回復させていく政策だ」と強調。集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制整備を視野に「日本人の命と領土、領空を守り抜く」と述べた。

 民主党の海江田万里代表は東京・新宿で「安倍さんの言うがままの自民党の議員を増やしても国のためにならない」と「自民一強」への危機感を訴え、「『この道しかない』が『いつか来た道』になってはいけない」と呼び掛けた。

 維新の党の江田憲司共同代表は東京・渋谷で「戦争への道を歩むかもしれない安倍自民党に歯止めをかける勢力をつくってほしい」と支持を求めた。

 公明党の山口那津男代表は東京・池袋で、消費税増税の延期に関し「生活必需品の軽減税率導入をずっと訴えてきたただ一つの政党は公明党だ」と強調した。

 次世代の党の平沼赳夫党首は岡山県津山市で「与党の言うことでもいいことなら賛成し、国と国民のお役に立つ」と述べた。

 共産党の志位和夫委員長は東京・新宿で「消費税は消費を冷やす最悪の『景気破壊税』だ」と増税中止を要求した。

 生活の党の小沢一郎代表は岩手県奥州市で「安倍政治は国民の生活を苦しくさせる一方だ」と批判した。

 社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市で「集団的自衛権の行使を容認した閣議決定を撤回し、平和憲法を生かす」と訴えた。

 新党改革の荒井広幸代表は東京・錦糸町で、地域政党・減税日本の河村たかし代表は名古屋市で、それぞれ支持を呼び掛けた。