文字サイズ

全国ニュース

有権者つぶやきに議員が回答 ネット活用し、対話イベント

 衆院選では初めて導入されたネット選挙を利用し、有権者と政治家がツイッターを通して対話する試みが十日夜、行われた。若者らから寄せられたつぶやきに、主要八党の国会議員らが直接回答。ウェブ上で「六十分一本勝負」が交わされた。

 「なんで長時間労働って取り締まらないの?」

 「既に労働基準法がありますが、十分でない点は議論すべきだ」「組織への忠誠を労働時間で見るような働き方を見直す」「現政権は残業代ゼロ制度を導入しようとしている」…。

 若者の政治参加促進に取り組むNPO法人「ユースクリエイト」と、ヤフージャパンが共同で設置したネット上の特設サイト「ASK NIPPON 2014」。双方向のやりとりができるネットの特徴を生かし、ツイッターを通じて政治をめぐる対話が続いた。

 特設サイトには、与野党の参院議員や衆院選の候補者八人のツイッターが並んだ。若者らからは、労働時間や同性愛者への差別、子育て支援など五つの共通質問が投げかけられ、各党がそれぞれの見解を紹介した。

 各党が好きな問いに回答するコーナーでは、防衛や社会保障、行財政改革など、各党が得意分野を選び、自らの政策をアピール。一時間の企画の中で、各党は十〜四十回程度も返信。有権者と政治の距離を近づける成果はあったようだ。

 (上野実輝彦)