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愛知ニュース

最後の訴え街に響く 6、10区・候補密着ルポ

 衆院選の選挙戦最終日となった十三日、近郊地域の各候補も選挙区内を時間ぎりぎりまで走り回り、声をからして支持を訴えた。愛知6区(春日井、犬山、小牧市)と、10区(旧尾西市以外の一宮、江南、岩倉市、大口、扶桑町)の一日を追った。

◆6区 「フライで上昇」「あと半日頑張る」

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 午前9時10分 民主元職の森本和義さん(48)が、春日井市上田楽町のスーパー前を歩いて出発。「鷹来小出身です。最後のお願いにあがりました」と地元出身をPRする。

 午前10時半 春日井市内で開かれたグランドゴルフ大会に顔を出してきた自民前職の丹羽秀樹さん(41)が、小牧市田県町の田縣神社に到着。駆け付けた支援者の「頼むよ」の言葉に大きくうなずき、演説を始める。

 午前10時50分 春日井市高山町などでつじ立ちをしてきた共産新人の柳沢けさ美さん(64)が、同市瑞穂通五のスーパーに転戦。演説を終えると、支援者に「寒いね。風邪に気を付けてよ」。

 午後0時半 柳沢さんは春日井市篠木町七の事務所で昼食。ご飯と豚汁とチキンカツをかきこみ、「フライで上昇を、なんてね」と支援者らを笑わせる。

 午後1時半 森本さんが春日井市八光町のスーパーでつじ立ち。「庶民の生活と子どもの未来を守る」と声を張り上げると、「あと半日頑張るぞ」と仲間を励まし、ペダルをこぎだす。

 午後2時10分 同市六軒屋町のスーパー前で丹羽さんが演説。「経済が回復傾向にある今、成長を止めてはいけない」。演説後、「寒くて口が回らない」とこぼすも、駆け寄ってきた主婦の手を手袋を脱いでにこやかに握る。

 午後3時40分 春日井市中央台一のサンマルシェ前で柳沢さんが演説。「安倍政権の暴走を許してはいけない」と言った瞬間、森本さんの選挙カーと自転車に乗った森本さんが後ろを通る。

 午後4時5分 柳沢さんが演説していた場所に森本さんが到着。目の前を横切った丹羽さんの選挙カーが「森本候補の健闘を祈ります」。森本さんも「ありがとうございます。頑張りましょう」と返す。

 午後7時半 春日井市中心部を、候補者名を連呼する選挙カーが走る。

 午後7時50分 柳沢さんが支援者の拍手の中、事務所に戻る。

 午後8時 森本さんがJR勝川駅前での演説を終え、商店街で仲間たちと拍手。

 午後8時10分 春日井市内の決起大会会場に丹羽さんが登場。深々と頭を下げる。

◆10区 「最後まで支援を」「喉がやられてる」

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 午前6時50分 無所属前職の杉本和巳さん(54)が一宮駅へ。東西南北の全ての入り口に人を配置し「最後までご支援を」と呼び掛け開始。

 午前7時55分 一宮駅西口で杉本さんと民主新人の小林弘子さん(75)が鉢合わせ。杉本さんは東口へ移動する。「私はマイペースでやります」と小林さん。

 午前10時25分 一宮市内のスーパーで共産新人の板倉正文さん(56)が演説。「だいぶ喉がやられてるけど、全力で最後までやり切る」

 午前10時40分 冷たい風が吹く新木曽川駅前で演説した自民前職の江崎鉄磨さん(71)。「うまく舌が回らない」と苦笑い。

 午後4時半 一宮市役所の期日前投票所。「きょうはこれまでより少し多い。明日はどうなるか」と選管担当者。

 午後7時 一宮駅前で杉本さん、板倉さん、小林さんが次々に演説。

 午後7時45分 一宮市内の小学校体育館で江崎さんが演説。自身最後の選挙だとして支持を求めた。

(衆院選取材班)