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愛知ニュース

期日前投票、尾張各地で増加 9区、10区、5区

 二年前の前回選と同じく「師走の総選挙」となった今衆院選。愛知9区と10区、5区の十日現在の期日前投票者数は、清須市を除く市区町村で前回の同時期を上回っている。9区は一・四〇倍、10区は一・二一倍、5区は一・一九倍といずれも増えている。期日前投票からは有権者の関心の高さがうかがえる。

 前回の同時期より最も増えたのは稲沢市。七日に投開票された市長選と「ダブル選挙」となったこともあり、二つの選挙で期日前投票ができた三〜六日、前回同時期の四日間と比べて六倍超の四千五百七十二人が投じた。担当者は「市長選と衆院選の両方を一度に済まそうとした人が多かったのではないか」と推測する。

 有権者に対する比率で7・4%と最も高かったのは大口町。担当者は「毎回、選挙のたびに期日前投票者数は増えてきている。制度が浸透してきた表れではないか」と話す。

 大治町選管は、投票所の入場券の様式を変えたことを増えた要因に挙げる。これまでは最大六人までの入場券を一枚にして各世帯に送り、切り取ってもらっていたが、今回は一人一枚の入場券を送った。担当者は「個人ごとに訪れやすくなったのでは」とみる。一方、微減となった清須市の担当者は「投票場所が体育館から庁舎に変わったからかもしれない」と話した。

 多くの選管は、期日前投票者の出足はいいが、その分、最終投票率が伸びるかどうかには懐疑的なところも少なくない。

 増えた千三十九人は「天気でも変わりうる範囲」という見方を示したのは名古屋市中村区の担当者。冬場の選挙では雪や氷雨だと、投票日当日も含めて投じる人は減る傾向にあるからだ。気になる投開票日、十四日の天気予報は、気象庁によると、曇り時々晴れ、降水確率は30%。

 (衆院選取材班)

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