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愛知ニュース

争点隠れ、低投票率懸念 県選管「大切な一票を」

 衆院選は十四日の投票日まで、残り二日となった。突然の解散によって選挙が決まったため、県選管による啓発活動も急ごしらえとなった。争点が見えづらい選挙戦でもあり、低投票率が心配されている。

 前回選の県内の投票率は59・07%で、小選挙区制度導入後初となった一九九六年の56・37%に次ぎ、戦後二番目に低かった。

 今回の選挙では、公示直後の世論調査で投票先を決めていた人は県内で四割にとどまり、決めていない人は六割にのぼっている。

 一方、三〜七日までの期日前投票数は二十一万八千四百五十一人で、前回より二万五千余(13%)増えた。ただ、過去の国政選挙の結果から、期日前投票数の増加は投票率向上に直結するとは限らない。

 今回、県選管は約四千万円をかけてPRに取り組んでいる。

 来年二月投開票の知事選のために広告代理店に委託して用意した啓発イメージソング「羽ばたくチカラ」を急きょ衆院選に活用。イメージ映像と合わせ、県選管のホームページなどに掲載している。

 啓発ポスターは、これまでSKE48などタレントなどを起用してきたが、今回は有名人と撮影の日程を調整するのは困難と判断。急きょ二十代の一般県民らに登場してもらって用意し、各市区役所や町村役場、大学などに掲示した。

 名古屋地方気象台によると、十四日の県内の天気は曇り時々晴れの予報。気温は最高七度、最低零度で一月下旬の寒さになる見通しで、気象条件も厳しい。

 県選管は「国の行く末を決める選挙。大切な一票を無駄にしないでほしい」と呼び掛けている。

(垣見洋樹)

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