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愛知ニュース

7区候補者 政治家として(下) 約束

(上から届け出順)

◆社会変える釘を打つ 鈴木淳司さん(56)自前

 「特定の一つの目的にこだわって政治家になったのではない」とはっきり語る。時代によって求められる課題は変化する。その課題を自らの哲学に当てはめ、出てきた答えを確実に実行することこそ最大のこだわりだ。

 自身の心境をよく表すのが与謝野晶子の短歌。「却初(ごうしょ)より 造りいとなむ 殿堂に われも黄金(こがね)の 釘(くぎ)一つうつ」。脈々とつくられてきた社会に、自身も小さくても価値ある釘を打って貢献したいという意味だ。

 政治家として約束する具体的テーマはないが、理想はある。「国民の個人個人に最高の生き方をしてもらうこと」。その理想のために尽くし、社会を変える釘を打つことこそ国会議員として約束することだという。

◆定数削減と社会保障 山尾志桜里さん(40)民元

 政権担当時に決めた増税時の二つの約束を実行すると誓う。

 一つ目は、国会議員の定数削減。「安倍総理は増税が市民に与える痛みが分からないから手を付けない。痛み分けをして国民の良心に応える」

 二つ目は社会保障の充実で、中でも子育て支援を重視。「子育てを応援し働き手を増やすことが結果的に高齢者の安心につながる。やるべきことが決まっているので、後はいかに覚悟を持って予算を割けるか。女性議員と超党派で進めたい」

 それ以外にも二〇三〇年代原発ゼロを目指す姿勢も貫く。今回、中電労組からの原発推進を前提とした推薦も受けていない。「脱原発は政治家としての義務。再生可能エネルギー拡大に努める」

◆増税阻止と働く権利 郷右近修さん(36)共新

 消費税増税のストップと、働く人の権利を守る。生活に直結するこの二つを最重点に挙げる。

 ある女性から相談を受けた。息子が大学卒業後も就職できず、派遣社員に。一日十二時間以上働くこともあるが、仕事がない日もあり、生活は厳しい。会社が用意したアパートで、ふすまで隔てた部屋に二人が暮らし、プライバシーもない。

 「利益を追求する企業は『必要なときに必要なだけ』でいいだろうが、人間は資材ではない。人は人として扱われなければならない」と憤る。「人間らしく働けるようにブラック企業を根絶する。非正規雇用の規制を強化して、努力し、望む人は正社員として働けるようにしたい」。国会へ懸ける思いだ。