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愛知ニュース

<候補者の横顔> 7区

 (1)最も感動した映画(2)愛読書(3)尊敬する人(4)至福の時間や場所

 (上から届け出順)

◆「庶民の代弁者」を自覚 鈴木淳司さん(56)自前

 二〇〇二年から十三年間、地元にいる時は毎朝街頭に立ち、住民と声を交わす。

 「理論的な官僚と議論するには、現場の生情報を伝え、政策に血を通わす必要がある。地域の人々の思いを聞くことは私の武器になる」

 親族に政治家はおらず、資産家でも元官僚でもない。瀬戸市で小さな鉄工所を営む家に生まれ育った。庶民の代弁者だという思いは強い。

 これまで小選挙区では二勝二敗。保守票が強い地盤でなく、風もない今回は特に厳しい戦いと覚悟する。

 「パフォーマンスはできない。伝える力は乏しいが、姿を見ていただければ、パッション(情熱)は伝わると思う」

 疲れて帰っても、焼き物に触れると心が安らぐ。「同じ釉薬(ゆうやく)を使っても作り手で違いが出るのは、そこに人間が出るからでしょう」

 (1)眼下の敵(2)藤原新也「メメント・モリ」(3)山岡鉄舟、西郷隆盛(4)クラシックやジャズなど好きな音楽を聴く時間

◆子育て中も支援者回り 山尾志桜里さん(40)民元

 落選から二年間、三歳の長男の面倒を見ながら、地道に支援者回りや集会をこなしてきた。「ママ友も増え、子育ての課題も話し合った。子どもの未来のためにも暮らしの声を国会に届けたい」と議席奪還に燃える。

 仙台市出身。小中学生の頃にミュージカル・アニーの初代主役を務めた。舞台の主題歌「トゥモロー」は今でも得意の歌で「車の運転中に熱唱すると元気が出る」と笑う。

 政治家を志したのは四年間の検察官時代。仕事や家がないことで犯罪に走る若者、高齢者を何人も見てきた。「犯罪は社会のゆがみを映す鏡。ゆがみの根っこを変えなくては」との思いを強め、政治の世界に飛び込んだ。

 民主党を選んだのは理想とする二大政党制を実現させるため。「拮抗(きっこう)した二大政党の活発な議論が、若者の政治への関心を高める」と固く信じる。

 (1)小さいおうち(2)サンテグジュペリ「星の王子さま」(3)両親(4)長男と一緒にブロック玩具のレゴで遊んでいるとき

◆中小企業の苦労を経験 郷右近修さん(36)共新

 二〇一二年の前回選挙に続き、二度目の挑戦。「暮らしや命を壊す政治を止めて、暮らしを守る新しい政治を実現する」と語気を強める。

 宮城県岩沼市生まれ。地元の自動車部品製造会社に勤務後、〇七年に豊明市内の中小企業に転職した。

 元請けの大企業の言われるままに取引せざるを得ず、疲弊する中小業者。社員は低賃金や長時間労働に苦しみ、労働環境の改善もままならない。そんな現実に直面した。

 「若い人に同じ思いをさせてはならない」。決意を胸に駅前で街頭演説を続け、小規模な集会で訴えてきた。「人間らしく働き、人間らしく暮らせる」。そんな社会を目指している。

 豊明市で一人暮らし。趣味はサイクリング。速度の出るロードバイクで長距離を走るのが好きだが、「忙しくて最近はだめですね」と苦笑する。

 (1)サイダーハウス・ルール(2)藤本ひとみのエッセー(3)両親(4)自炊して、自宅で一人のんびりとくつろいで食事しているとき