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愛知ニュース

公示後初の週末 支持獲得へ冬の街奔走

 衆院選公示後初めての週末を迎えた六日、西三河地方の愛知12区と13区の候補者たちは街頭へ飛び出し、有権者に政策を訴えた。慌ただしく始まった師走選挙は早くも中盤戦。時折雪が舞う厳しい冷え込みの中、支持獲得に奔走した各陣営の動きを追った。 (文中は届け出順)

【12区】 (岡崎・西尾市、幸田町)

 共産新人の牧野次郎さん(56)は朝から地元市議らと岡崎市の大型スーパー前や国道沿いに立ち、買い物客や通行人に向けて「消費税増税にはきっぱりとノーを」「原発が無くても電力は十分に供給できる」と訴えた。

 午後も雪がちらつく中、市内の街頭で「皆さんの暮らしを守る共産党に一票を」と繰り返し呼び掛けた。

 維新前職の重徳和彦さん(43)は午前中、西尾市文化会館で決起大会に臨み、「情勢は厳しい。このままでは庶民の声が届かない政治が続いてしまう」と訴えた。維新の川田龍平参院議員が応援に駆け付けた。午後は岡崎市内で街頭演説を重ね、「安倍首相の暴走を止めるために維新と民主が一本化した候補が私です」と強調した。

 自民前職の青山周平さん(37)は、昼間の買い物客でにぎわう岡崎市内の食品スーパーやドラッグストアを回り、街頭演説した。子育て支援や教育政策を中心に訴え、「厳しい選挙だが、あと八日間。走っていこうと思う」と市民に駆け寄り、握手を交わしていた。

 片山さつき、太田房江の両参院議員が応援に駆け付けた。

【13区】 (碧南・刈谷・安城・知立・高浜市)

 共産新人の宮地勲さん(60)は、安城市内のショッピングセンター前など二十カ所以上で街頭演説した。「大企業の経営ばかりを良くする安倍政権をやめさせよう」と切り出し、「年金暮らしの高齢者の生活を苦しめる消費税増税には反対」と支持を訴えた。原発問題にも触れ「国内の全原発を廃炉にすべきだ」と声を張り上げた。

 民主前職の大西健介さん(43)は、企業の餅つきや地域の集会を巡って支持を訴えた。

 イトーヨーカドー安城店前でマイクを握った大西さんは「自民が三百議席を超えると野党や国民の声を聞かなくなる。バランスが取れた政治が必要だ」と強調。保守本流を歩んだ大平正芳元首相への共感を語り、自民支持層にもアピールした。

 自民前職の大見正さん(56)は、高浜市のショッピングセンター前で街頭演説。「二年前の衆院選で安倍政権が誕生する前まで景気はとても冷え込んでいたが、アベノミクスで景気は良くなり始めた。さらに強い経済対策で景気回復を確かなものにしよう」と訴えた。

 山口俊一内閣府特命担当相も応援に駆け付け、支援を呼び掛けた。