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愛知ニュース

女性、憲法…議論熱く 東郷で7区合同演説会

 衆院選愛知7区の候補者による合同演説会が六日、東郷町民会館であり、自民前職の鈴木淳司さん(56)、民主元職の山尾志桜里さん(40)、共産新人の郷右近修さん(36)が主張を戦わせた。「アベノミクスと消費税」「男女共同参画社会」「エネルギー」「憲法」の四テーマから出される質問に○か×で答え、理由を述べた。同町などの働く女性らのグループ「るくぶ」が企画した。(名前の次の○×は賛否。順番は司会者による指名順。文中敬称略)

 【軽減税率を導入すべきか】

 鈴木 ○ 中小商工事業者は事務的に煩雑になるが、分野、物を限定した上で導入を進めたい。

 山尾 ○ 国を信頼し、納得して納税してもらうために、生きる上で必要な品目で導入するべきだ。

 郷右近 どちらでもない そもそも消費税は、低所得の人ほど重い負担がのしかかる。消費税自体をやめるべきだ。

 【女性議員のクオータ制(議席の一定割合を女性に割り当てる制度)導入】

 山尾 ○ 逆差別だという批判もあるだろうが、やり方次第。過渡的でいいので期間を決めて導入を。

 郷右近 どちらでもない 今回の女性候補者は共産党が最も多い。制度の有無にかかわらず、本来は各党の努力次第。

 鈴木 × 具体的に数値を定めるのはおかしい。もっと自然な形で女性が活躍できるような仕組みが必要。

 【原発は今後も必要なエネルギーか】

 山尾 × 福島は今も人が住めない。安全性確保や廃炉にどれだけコストが必要か。二〇三〇年代原発ゼロは変わらない。

 郷右近 × 国民の努力による節電効果は、原発十三基分に及ぶ。自然エネルギーを大幅に拡大すれば安定供給できる。

 鈴木 ○ 火力発電が増え二酸化炭素は増大した。再生可能エネルギーは増やすべきだが変動が激しい。バックアップは必要。

 【集団的自衛権は必要か】

 山尾 × 個別的自衛権の充実の方が安全保障になる。外国の戦争に参加すると手を挙げれば、巻き込まれる危険が高くなる。

 郷右近 × 米国が海外で起こす戦争に自衛隊が付いていくことになる。理不尽な戦争に国民を巻き込むことは絶対反対。

 鈴木 ○ 海外で戦争を起こすためではない。米国としっかりと手を結ぶことで、戦争が起こらないようにする備えだ。