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愛知ニュース

親しい人に聞く素顔 9区候補者

 マイクを握って毎日忙しそうに飛び回っている衆院選の候補者たちだが、普段はどんな人なのだろう。昔から変わらない人柄・性格から、最近の趣味、家庭内での活躍ぶりまで、きっと身内や親しい友人らにしか見せない一面があるはずだ。愛知9区、10区、5区の順で三回にわたり、候補者の素顔に迫った。 

 (上から届け出順)

◆生真面目一本の大食漢 長坂康正さん(57)自前

 20年来の友人 水谷豊さん(57) 出会ったときの第一印象は、くそ真面目で融通が利かない。いまも変わりませんね。若いとき、酒の席で僕が「どうせ誰に投票しても変わらないじゃないか」って言うと、「いや、違う」と、とうとうと語りだしてね。生まれながらの政治家だって思いましたよ。

 二年前の衆院選で初当選した後も「頼むから先生って呼ぶのはやめてくれ」と言って、ずっと仲間を大切にしてくれる。もう少し要領よくやれよって思うこともあるけど、信念を絶対に曲げないのが彼のすごいところ。

 酒がまったく飲めない分、ご飯は本当によく食べる。しかも食べるのが速くて、歩くのも普段から驚くほど速い。たぶん総理大臣秘書時代に身に付けたんでしょう。

◆奥さん思いのイクメン 岡本充功さん(43)民元

 選対事務長代行 坂上国弘さん(79) 今年二月に女の子が生まれたんです。赤ちゃんが生まれると、奥さんは夜中も面倒を見なければいけなくなり、心身ともに疲れるじゃないですか。

 そこで、岡本さんが奥さんと交代で赤ちゃんに添い寝して、夜中におむつを替えたり、ミルクをあげたりしているんです。奥さんが春に赤ちゃんを見せに来てくれたときにそういう話を聞きました。本当のイクメンと思ったね。奥さんの体のことも含めて考えるということが彼の基本なのでしょう。

 岡本さんの人間性や医師としての一面でもあるんでしょう。苦しんでいる人や、弱っている人を見過ごすことができない。彼の人生観のようなものが、そこに出ているんじゃないですかね。

◆懸命で優しい孝行息子 渡辺裕さん(34)共新

 母親の美和子さん(61)

 親にも気を使ってくれる優しい子です。電話で大事な話をするときは、いつも「びっくりしたらいかんよ」と、ちゃんと前置きをしてから話してくれるんです。今回選挙に出ることになったときも、私にどう話を切り出すか一生懸命考えていたみたい。

 今年の秋、大きな水槽を友達がくれたらしく、自宅の玄関に置いて金魚を飼い始めました。夜仕事から帰ってくると、「餌やりの時間だぞー」と私を呼んで見せてくれることもあります。モーターの音でうるさくしないようにと、いろいろ工夫していました。

 小さいころから両親ともに忙しく、地域の皆さんに育ててもらいました。今は地域に恩返しをしてほしいと思っています。