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愛知ニュース

<訴えを見極める>3区

 (上から届け出順)

◆消費増税、国民に負担大 増田成美さん(41)=減新

 二年前、愛知8区で衆院選に挑戦し、大変厳しい判断をいただいた。その結果、自民党が大きく議席を伸ばし、安倍政権が誕生した。あれから二年、この国は何が変わっただろうか。

 特定秘密保護法の成立、原発再稼働の推進、そして国民の皆さんに大きな負担を与える消費税増税。安倍政権は国民の命と生活を軽く見ている。

 景気回復前の増税、皆さんの給料が上がる前の増税はあり得ない。負担ばかりが増えていっている。そんな皆さんの意思を無視した政治、民意なき政治は悪政だ。

 減税日本は税金で暮らす人が楽をして、税金を払う人が苦労する政治を改革しようとずっと訴えてきた。そんな減税日本の思いを全国に広げるためにも、この衆院選、必ず勝ち取らなければならない。そのためにも全力で最後まで戦い抜く。

◆アベノミクスの中止を 石川寿さん(49)=共新

 今回の選挙を、安倍政権の暴走政治にストップをかけるチャンスにしたい。まず、増税はやめてほしいという国民の悲痛な声を聞かなければならない。消費税増税は先送りではなく、きっぱり中止するべきだ。

 アベノミクスも中止しなければならない。安倍政権は雇用が増えたと言っているが、増えたのは非正規労働者だ。正規労働を当たり前にし、中小企業を支援して、国民の懐を直接温めることこそ、景気を本当によくする道だと考える。

 また、集団的自衛権の行使を容認せず、外交力によって平和を守っていくことや、原発から自然エネルギーへの転換、沖縄だけでなく日本から米軍基地を全てなくすことも訴えていく。

 これらの政策への国民の思いを裏切らず、地域のために一生懸命頑張り、日本の政治を変えていきたい。

◆デフレ完全脱却目指す 池田佳隆さん(48)=自前

 思い出していただきたい。経済無策によりデフレと円高で、もがき苦しんだ民主党政権時代の三年三カ月を。アベノミクスは成功している。デフレ脱却は三合目、いや、四合目まで来ている。あの暗黒時代に逆戻りさせてはならない。

 長いデフレ不況によって日本はまだ病み上がりだ。だから来年十月に踏むはずだった消費増税というブレーキを、延期することに決めた。まずはデフレの完全脱却を目指し、景気回復のアクセルだけを踏ませてほしい。

 安倍首相はこの一年十一カ月で五十カ国を訪れ、二百二十八回の首脳会談を行った。戦争を仕掛けられない国をつくるためだ。戦争ができる国ではなく、戦争を仕掛けられない国にするため、集団的自衛権の限定的な行使を容認する。米国の戦争に日本が追従するという、ばかげた話はあり得ない。

◆全ての人に温かい社会 近藤昭一さん(56)=民前

 政治というものは全ての人のためにあるんだと思う。もちろん、人それぞれ意見は違う。でも、みなさんの声に謙虚に耳を傾け、幸せに暮らしていける社会をつくるのが政治ではないでしょうか。

 しかし、どうも安倍首相は違う。自分を支持してくれる人のためにだけ政治をしているようにしか思えない。アベノミクスによって一部の人や企業はもうけたかもしれない。でも、労働法制を改悪し、派遣労働者をずっと派遣のまま縛り付けようとする。非正規雇用の人が増えています。貧困率が上がり、家庭の経済状況が子どもたちの学習に影響を与えている。

 私は子どもも、高齢者も、障害のある人も、全ての人に学ぶ機会が与えられ、生き生きと仕事をし、きちんと食事をして、誰も独りぼっちにさせられない。そんな、あったかい社会をつくりたい。

◆恵まれない人いたわる 井桁亮さん(45)=次新

 雨の日も、雪の日も、汗水流して働いている人がこの国を支えている。そうした方々の給料が上がり、生活が成り立ってこそ、はじめて国は豊かになる。

 アベノミクスで恩恵を受けているのは大企業や株を持っている人たち。雇用が百万人分増えたと言われるが、非正規社員が多くなっている。年収二百万、三百万円で生活していかなきゃならない。このままでは格差が開くのではないか。

 次世代の党のリーダー、石原慎太郎最高顧問は対中強硬派のタカ派とみられている。しかし、まだ若かった一九七三年、青嵐(せいらん)会という政策集団をつくり、「勤労を尊び、恵まれない人をいたわり、富の偏在をなくし、不労所得を排除する」と言っている。

 恵まれない人に光を当てることが政治の役割。アベノミクスを修正できれば、今回の選挙の意味もある。