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滋賀

参院選あす投開票 選挙区は民主3連勝

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 参院選の投開票が21日に迫った。滋賀選挙区(改選数1)では事前調査で自民候補の先行が伝えられるが、最近4度のうち3度は民主が制している。潮流に変化は起きるのか。前回の2010年から、非拘束名簿式比例代表が導入され現在の制度となった01年までの変遷をあらためて振り返った。

 一〇年は嘉田由紀子知事が再選を果たした知事選とのダブル選で投票率も60・82%と高かった。民主党政権の唐突な「消費税論議」で全国的に民主への逆風が吹いたが、民主県連の支援を受けた嘉田知事と共闘する形で民主現職の林久美子さんが約三十一万六千票を得て再選。比例の得票率は大幅に下がった。

 〇七年は年金記録不備問題が大きく取り上げられ、野党として問題を追及した民主が大躍進。後の政権交代の足掛かりとなった。県内でも民主新人の徳永久志さんが約三十二万五千票を獲得し、三選を目指した自民現職の山下英利さんを破る旋風を巻き起こした。有権者の関心も高く投票率は60・32%。

 〇四年は〇七年と同様に年金改革が争点の一つとなり、選挙区で民主が初めて議席を得る節目の選挙となった。初当選した林久美子さんの得票は全投票数の48%に達し、自民新人に四万票近くの差をつけた。比例でも民主の得票率は四割に上り、自民を抑えた。投票率は58・00%だった。

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 〇一年は自民党の小泉純一郎首相が爆発的な人気で自民が民主を圧倒した。選挙区では、再選を果たした山下英利さんが約三十二万票を獲得。得票率は55%に上り、民主の新人候補に二倍近い差で勝利。比例も自民は41・4%に達し、民主の19・6%と大差が開いた。投票率は58・16%。

(参院選取材班)