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滋賀

大物弁士や支持者も応援 最後の日曜日、候補者熱弁

選挙戦最後の日曜日、立候補者の訴えに手を振って応える支持者ら=県内で

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 参院選投開票日(二十一日)まで残り一週間となった十四日、滋賀選挙区(改選数一)の候補者らは、選挙戦最後の日曜を最大限に生かそうと大勢の人たちが集まる大型商業施設などで街頭演説を重ねた。突然の雷雨が襲うような不安定な天気の中、党幹部ら大物弁士や支持者らの応援も受けて声をからした。

 自民新人の二之湯武史さん(36)は栗東や野洲、守山、草津など衆院滋賀3区内の「大票田」を選挙カーで縫うように走り回った。買い物客らでにぎわうスーパー付近では短時間の街頭演説をし、「不況を終わらせ、強い日本を取り戻すために、力をお貸しください」と繰り返した。

 公示日の四日以降、ほぼ連日、党幹部や閣僚が県内入りしており、この日も高村正彦副総裁が草津と栗東の個人演説会場を訪れ、二之湯さんの支持を呼び掛けた。

 共産新人の坪田五久男さん(54)は甲賀や湖南、野洲、守山、栗東、草津の各市を精力的に遊説した。スーパー前に車を止めては「選挙の焦点は自共対決。安倍政権の問題を解決できる唯一の党だ。今が上げ潮のわが党に一層の支援を」などと訴えた。

 他党のように大物の応援弁士は付かなかったが、浴衣姿の女性支持者らが整列して「あきまへんTPP」と書かれた横断幕を掲げるなどし、演説会場を夏らしく彩っていた。

 民主現職の徳永久志さん(50)は地元の近江八幡市若葉町でミニ集会を開催。地元住民ら約百人が会場を埋めた。徳永さんは「これまでお育ていただいた皆さんばかり。選挙戦は困難な状況で始まったが、日一日と『頑張れ』との声を強く感じる。もう一回り、二回り。支援の輪を広げていただきたい」と呼び掛けた。松原仁元拉致問題担当相も出席した。

 前原誠司元外相も来県し、ともに彦根市内の商業施設二カ所で街頭演説をした。

 同選挙区にはほかに諸派新人の荒川雅司さん(38)も立候補している。

(参院選取材班)