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岐阜

各地選管、工夫を凝らす 

 参院選は低投票率が懸念されるが、暑くても行楽日和でも、二十一日は投票所へ行こう! 西濃でも選管は新しいツールで啓発に努める。投票箱が閉まってからは、迅速な開票が求められる。こちらは逆に、ローテクの工夫の成果が期待される。

◆41カ所の地図をHPで表示 大垣市選管

大垣市選管が比例代表の開票作業に使う分類箱=大垣市役所で

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 大垣市選管ではホームページを拡充。一覧表に記された市内四十一カ所の投票所名をクリックすると、地理情報システムと連動した投票所の地図が表示される。

 今年一月の知事選からは「おしゃべりポスター」を市役所とスイトピアセンター、総合体育館に設置。投票日が表示されたポスターが入ったパネルの前を通るとセンサーが作動し、投票を呼びかける音声メッセージが流れる。

 比例代表の開票作業では、十五の段ボール箱の中に、候補者名入りの小箱が組み込まれた分類箱が活躍しそう。十年以上前から採用され、有権者数が多い割に早い開票作業を支えている。

(山本克也)

◆LINEで呼び掛け 揖斐川町選管

揖斐川町選管は「LINE」で投票を呼び掛けている=揖斐川町役場で

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 揖斐川町選管は、町が三月下旬に公式アカウントの運用を始めたコミュニケーションアプリ「LINE」で、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末などを多く利用する若者らの投票率アップを狙う。

 夏の夜空を花火が彩る「いびがわの祭り」のマスコットキャラクターで、かっぱの女の子「めぐみ」がしゃべる形で投票を呼び掛けている。

 町選管はこのほか、町のケーブルテレビ「いびがわチャンネル」の中でも随時投票を呼び掛けている。 (加藤拓)

◆7色の腕章を導入し役割分担明確に 海津市選管

役割分担が一目で分かるよう、係ごとに色分けした腕章=海津市役所で

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 海津市選管は七色の腕章を導入し、役割分担を明確にしてスムーズな開票を目指す。

 審査係、疑問票係、計算係、点検係など担当別に色を分けた。開票事務の全体の流れが一目で把握でき、指示を出しやすいようにした。

 このほか、開票台はかさ上げ器具を使って会議机(高さ七十センチ)を十センチアップさせる。職員の腰への負担軽減のためだ。投票用紙の自動読み取り機一台と計数機四台を追加導入する。リハーサルを重ね、準備も万全だ。 (松瀬晴行)