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岐阜

<一人区の戦い> 国の未来像、最後まで訴え

 「子育て世代や若者、働く人たちの代弁者になる」

「市民が主役の社会をつくる」と訴える吉田里江さん=各務原市那加萱場町で

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 民主の吉田里江さん(47)は白いTシャツ姿で、岐阜市と各務原市の住宅街を選挙カーで遊説。商業施設前で街頭演説を重ねて雇用、福祉政策の充実を訴え、「国防軍」設置を明記した自民党の改憲草案を批判した。

 岐阜市八代のスーパー前では、経済政策を前面に出す安倍政権を「経済成長第一で、社会保障を先送りしている」。右手を何度も振り上げながら「この流れにブレーキをかけたい。市民が主役の社会をつくるため、皆さんも立ち上がって」と聴衆に呼び掛けた。

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 「参院選の勝利で安定政権をつくり、安心して暮らせる『日本を取り戻す』」

道行く車に手を振りながら支持を訴える大野泰正さん=岐阜市上土居で

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 自民の大野泰正さん(54)は終日、岐阜市内を選挙カーで回った。商店前や住宅地では下車し、応援に駆け付けた元同僚の県議らと代わる代わるマイクを握り、安倍首相の口癖を引用しながら有権者に向けて声をからした。

 岐阜市上土居の商店前では、額に汗を光らせながら「皆さまの安心のために必要な法案があるのに、国民の目線を忘れた野党が、参議院で成立を阻んでいる」。衆参のねじれを解消する必要性をアピールした。

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 「アベノミクスで皆さんの生活は良くならない。収入を増やす政策が何もないからだ」

最後の訴えで自民の改憲やアベノミクスを批判する鈴木正典さん=岐阜市天神町で

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 共産の鈴木正典さん(49)は、岐阜市や周辺市町の街頭でマイクを握った。演説テーマには、有権者の関心が高い安倍政権の経済政策と憲法問題。暮らしの向上を重視し、改憲に反対する姿勢を強調した。

 岐阜市野一色のマンション前では、憲法九条に関して「安倍首相は選挙期間中、正式に九条を変えると宣言した。このまま許していいんでしょうか」と聴衆に呼び掛け、「自民党の暴走を止められるのは共産党だけだ」と声を張り上げた。

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 岐阜選挙区にはほかに、諸派で幸福実現党県役員の加納有輝彦さん(52)も立候補している。