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岐阜

3連休、都市部で舌戦 主な候補者が汗

 参院選の岐阜選挙区(改選数一)に出馬している新人四人は、十五日までの三連休、スーパー前や住宅街でマイクを握った。二十一日の投開票まで残り五日。主な政党の陣営は、有権者が多い岐阜市とその近郊で精力的に訴えた。

有権者の手を握り「力を貸してください」と訴える吉田里江さん=関市内で

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 公示一カ月前に出馬が決まった民主党の吉田里江さん(47)。「出遅れを取り戻すため、一人でも多くに名前を知ってもらわないと」(陣営幹部)と、岐阜市近郊や大垣市といった都市部に狙いを定め、休日で人出が増すスーパー前などで演説。雇用や福祉の充実を訴え、子育て世代や若者への浸透を図った。

 十四日昼には、水玉模様のスパッツと短パン姿のジョギングスタイルで、岐阜市中心部の商業施設前へ。大阪を拠点に活動するアイドル四人と歩道に並んだ。足を止めた若者には手を握り「未来を自分で選んで」と投票を呼び掛けた。

大野伴睦夫妻の銅像の前で支持を訴える安倍晋三首相と大野泰正さん(左)=羽島市のJR岐阜羽島駅前で

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 自民党の大野泰正さん(54)は、郡上市内での街頭演説でスタート。

 「休日の昼間は、サラリーマンも自宅に帰ってきているはず」(陣営幹部)と、南下する形で、中農地域から岐阜市近郊までを三日かけて回った。ベッドタウンや商業施設周辺を選挙カーで巡り「ねじれ国会の解消を」とアピールした。

 十五日は、県議時代の地盤だった羽島市のJR岐阜羽島駅前へ。祖父の故大野伴睦党副総裁の銅像前に街宣車を着け、応援の安倍首相と車上へ。約千三百人に「何としても岐阜県を日本を元気にする」と声を張り上げた。

佐々木憲昭衆院議員(右)の応援を受けた鈴木正典さん=岐阜市長良東のスーパー前で

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 共産党の鈴木正典さん(49)は、岐阜市などの都市部でマイクを握って支援を呼び掛けつつ、積極的に演説会も開いて党支持者の結束を固めた。

 十四日午前には、佐々木憲昭衆院議員(比例東海)と岐阜市内のスーパー前で演説。佐々木議員の「憲法や原発などの問題で、正面から自民を批判しているのは共産だけだ」との訴えに続き、鈴木さんも「アベノミクスには、働く人の賃金を上げる政策が何もない」。

 陣営幹部は反自民層の期待を感じているといい「決起集会的な会合を増やし、今後に、さらに勢いをつけたい」と意気込んだ。

 岐阜選挙区には、諸派で幸福実現党県役員の加納有輝彦さん(52)も立候補している。

(参院選取材班)

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