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中部ニュース

党首続々、中部で応酬

中部地方で参院選の応援演説に駆けつけた安倍晋三首相=滋賀県草津市で(中森麻未撮影)

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 参院選の公示後、初めての週末となった六日、主要政党の党首らが相次いで中部地方入りし、各選挙区の候補を応援した。与党が「実体経済は良くなっている。負けるわけにいかない」と訴えれば、野党は現政権の経済政策を「打ち上げ花火」と批判。蒸し暑さの中、舌戦を繰り広げた。

 滋賀県には、安倍晋三首相(自民党総裁)と海江田万里・民主党代表が入った。

 安倍首相は大津市での演説で、経済成長や雇用の指標に触れ「民主党政権が三年間かけてできなかったことを、半年で成し遂げた。去年、日本を覆っていた暗く重い空気は変わったじゃありませんか」と呼びかけた。

中部地方で参院選の応援演説に駆けつけた民主党の海江田万里代表=滋賀県近江八幡市で(中森麻未撮影)

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 海江田代表は近江八幡市での演説で、女性や若者が働きやすい環境づくりや、社会保障充実の大切さを唱え「私たちはもっと地道な形で経済を上向かせていく。打ち上げ花火ではだめ。経済が良くなることが持続しないといけない」と述べた。

 津駅前では、民主の前原誠司元外相が「アベノミクスの副作用が出てきた。輸入物価が上がり、国民の可処分所得が減っている」と訴えた。自民の野田聖子総務会長は岐阜市の陣営事務所で「東京都議選で勝ったが、各地の地方選ではことごとく負けている。謙虚な気持ちで一票一票を積み重ねたい」と引き締めた。

中部地方で参院選の応援演説に駆けつけた日本維新の会の橋下徹共同代表=名古屋市で(榎戸直紀撮影)

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 主要政党の八人が乱立する激戦区の愛知。日本維新の会の橋下徹共同代表が名古屋駅前などで演説し「既得権の打破や、社会保障で国民に負担を求めることなど、選挙で不利なことに自民は公約で触れてない」と指摘。「こんな政党に改革はできない。自民が圧勝すれば日本の経済が危うくなる」と訴えた。

 愛知では五日も、みんなの党の渡辺喜美代表や、みどりの風の谷岡郁子代表が候補の応援をした。共産党の志位和夫委員長は七日、名古屋駅前で演説する。